十文字学園女子大学のメディアコミュニケーション学科の大学生の皆さんに、大宮経済新聞がどのような形で運営されているか?について、取材を受けました。

こんにちは。コワーキングスペース7Fの星野邦敏です。

私達の会社では、母体が株式会社コミュニティコムというIT事業会社から創業している関係で、Yahoo!ニュースやgooニュースなどにもコンテンツを提供している大宮経済新聞という地域インターネット新聞も運営していまして、5月31日に、十文字学園女子大学のメディアコミュニケーション学科の大学生の皆さんに、大宮経済新聞がどのような形で運営されているか?について、取材を受けました。

大宮経済新聞 – 広域大宮圏のビジネス&カルチャーニュース

大宮経済新聞に関しては、私が編集長と運営代表者を兼ねています。

十文字学園女子大学のメディアコミュニケーション学科の学生さん達に、大宮経済新聞の取材を受けました。

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十文字学園女子大学の授業の一環として、「十文字メディアニュース」という十文字女子学園大学の大学生が取材して編集するフリーペーパーの制作に取り組んでいるそうで、主に埼玉県内を拠点とした主要メディアを訪問して、時々の話題、課題を伺って、8月半ばの発行を目指すそうです。今回のフリーペーパーで第9号目になるそうです。

テレビ埼玉さんや、埼玉新聞さん、埼玉地域のFMラジオ局など、埼玉県内のメディア媒体にも取材に行かれているそうで、たまたま十文字女子学園大学の石野教授からお声掛けいただきまして、私達、大宮経済新聞としてもインターネットメディア枠のような形で取材を受けました。

事前に質問項目をいただきまして、私としては珍しく事前に文章で回答も考えておいたものですから、インターネットメディアとして口頭で回答しておきながらそのままインターネットに出さないというのも勿体無いし矛盾していると思いましたので、事前に書いておいた文章を若干リライトした上で、公開することとしました。

ニッチな地域インターネットメディア媒体を運営しているので、運営について謎に思っている人もいると思いますので、少しでも情報共有ができればと思います。

大宮経済新聞 – 広域大宮圏のビジネス&カルチャーニュース

以下、十文字学園女子大学のメディアコミュニケーション学科の大学生の皆さんに事前にいただきました質問項目と、それに沿った私の回答です。

 
1.大宮経済新聞について伺います。
質問1:他の媒体にはない特徴を教えてください。また、紙媒体と比較した時のメリット・デメリットはどのようにお考えですか。

星野の回答

まず、媒体の趣旨として、私達は「街の記録係」として活動していて、例えば、戦後の大宮駅周辺の写真を見て、今との違いに、昔はそうだったんだ、と思うかもですが、それ以上、何にもならない。ただ、その地域に住んでいたり、その地域のことを知りたい場合には、非常に貴重な資料になる。私達も、そういう情報を地域に残すことで、例えば、あの時はああいうイベントをしていて、ああいう人がその活動を、こういう想いでやっていたんだと、ニュース配信した上で、そのタイミングでの情報拡散もできて、かつ、将来的な検索可能性も残すような媒体であれば良い。いわゆる街ネタのみを取り扱っているというのは意外に他には無い特徴だとは思う。

大宮経済新聞は、2013年2月1日から運営を始めているので、約3年4カ月、運営している。

紙媒体と比較した時のメリット・デメリットについては、

まず、メリットは、
・情報の即効性がある。すぐに情報公開と情報発信ができる。
・情報の検索可能性がある。過去に遡ってアーカイブ記事を見つけてもらうことも簡単。(私達は街の記録係を意識している)
・情報拡散ができる。(例えば、FacebookやTwitterなどのソーシャルを使ってバズらせたりとか)
・修正も簡単である。
・データベースと連携しているので将来的なWebサービスやアプリ展開など、長期的に見てユーザーの使う端末が変わった場合でも柔軟に対応できる。(例えば、最近iPhoneアプリとAndroidアプリを出した。Webサイトにしか存在しなかった過去の情報でも時代に合わせて媒体や端末を変えて情報の再活用がすぐにできるのはインターネットにしかないメリットだと思う。みんなの経済新聞ネットワークからニュースアプリ登場! – みんなの経済新聞ネットワーク
これら5点が紙との違いでインターネットのメリットである。

次に、デメリットは、
・インターネットにアクセスしていない人には情報が届かない。
・「物」にこだわる人には軽く見られる。またメリットと表裏一体になるけれど修正が簡単であることで情報としての価値が低く見られる可能性もある。(私達はIT側で本を多数出版しているので、その体験として)
・どこかに置いておいて持って行ってもらうなどができないことで、チラシラックなどリアルの場で何気なく情報アクセスをされることがない。(最近はデジタルサイネージなどもあるけれど、持って帰れるまでにはなっていないと思うので)
これら3点が紙との違いでインターネットのデメリットである。

 
質問2:記事の内容、取材先はどのようなところが多いのでしょうか。読者ターゲットはどのように設定されているのでしょうか。また、1日平均の記事配信の本数、1日平均のアクセス件数は。これまで一番反響はあった記事はどのような内容でしたか。

星野の回答

記事の内容は、イベント情報、店の情報、大宮周辺の街の出来事、など。取材先もイベント主催者やお店や施設関係者が多い。経済新聞と言いつつ、政治や経済の情報はあえて載せていない。街で活動する人に焦点が辺り、フォーカスできるような内容を意識している。また、情報の第一次ソースを意識しているので、いわゆるキュレーションサイトなどとは一線を画している。

読者ターゲットは、Yahoo!ニュースなどにも載る関係から、年齢や性別などは特に絞っていなくて、幅広い層を考えている。あえて言うなら、大宮周辺地域に住んでいる人・勤めている人・出身地など、何かしら大宮地域に関係のある人をターゲットとしている。マネタイズ(収益化)を明確に考えるなら、年齢や性別は絞った方が良いのかもしれないが、「街の記録係」という立ち位置で街ネタを集めるならば「地域」というカテゴライズだけで良いという判断をしている。
1日平均の記事配信の本数は、できれば平日毎日、今後は土日を含めて毎日を目指したい。月20本配信くらいのところまで来たので、今後はライターを増やしたりで、毎日配信、すなわち月30本くらいまでは整えていきたいとは考えている。

Yahoo!ニュースやgooニュースにも1カ月限定で表示しているので(長期的に載せていないのは検索エンジンの二重コンテンツによるインデックスされないことを懸念して等の理由である)、そちらのアクセス数を除いて、大宮経済新聞単体だと、1日平均2,000~3,000PV前後と認識している。

これまで一番反響のあった記事の内容は、埼玉大学のミスコンの記事で、1週間で大宮経済新聞単体で、約200万PVあった。この時、Yahoo!ニュースの地域アクセスランキングもずっと1位で、するとYahoo!ニュースの右カラムにずっと載ることもあり、そこからの導線が凄かった。Yahoo!側なども合わせれば1記事だけで1000万PV以上はあったのではないか。
ミス埼大コンテスト-ネットでは「今年はレベルが高い」と話題に – 大宮経済新聞

 
質問3:企業経営(収入)の基本を教えてください。社員数はどのくらいですか。

星野の回答

昨年実績では、IT側売上が3に対して、コワーキングスペース運営側売上が2、という割合だった。今年はフロア増床して貸会議室運営とシェアオフィス運営を始めたので、今期以降はその売上も計上されるので、売上比率は逆転することが予測される。ただ、IT側スタッフも増えていたり、下半期はIT側のプロダクトも増やしていきたいと考えている。経営者の立場としては、こういう不確実性の高い時代において、複数の事業を上手く回すことがリスク回避にもなるし他社との差別化にもなり価値向上にも繋がると考えているので、売上比率は、ITと空間運営が1:1くらいになった方が良いとは考えている。

創業は2006年1月。法人化は2008年1月。なので、法人化して9期目、創業からは11年目になる。
もともとは私が税理士法人で会計や税務の仕事でサラリーマンをしていた時に趣味で運営していたWebサイトのインターネット広告収益が増えたことで2007年12月にサラリーマンを辞めて翌月に株式会社を設立して起業したのが始まり。したがって、2006年~2007年は、個人事業主登録はちゃんとしていたものの、サラリーマンの副業という位置付けだった。副業のみの年収が1000万円を越えたこともあり、サラリーマンを辞めて法人化している。辞めた税理士法人とは今でも会社の顧問税理士をしてもらったりで関係性は良好だと思っている。今思えば副業を全面的に認めてくれていて、それが無ければ起業に至っていないので感謝している。

株式会社設立後はずっと1人で東京で事業活動をしていて、1人で出来ていたので、ずっと1人でやっていく予定で、プロジェクト単位で人と一緒にやったりアルバイトなどはあったとしても、正社員をちゃんと雇用する予定が無かったので、今みたいに従業員がいる環境になったのは、生まれ育った地元の埼玉県さいたま市に戻ってきて、コワーキングスペースの運営を始めてから。店舗運営は1人では出来ないので、その辺りがITとは異なっていた。
コワーキングスペース7Fのオープンが2012年12月なので、2008年1月から2012年12月までの約5年間は一人会社を経営していたことになる。1人でも年商2000万円くらいまでは普通にいけたし、ITという業種だったこともあり固定費がほとんど掛からなかったので、リスクがほぼ無い状態で、その5年間は色々な人とも会えたし、タイミングが合って本の出版なども多くできたし(Amazon.co.jp: 星野 邦敏:作品一覧、著者略歴)、仕事も多く充実していてやり甲斐もあり、毎日が文化祭のようで楽しかった。
その頃のIT事業は、大宮経済新聞のような自社運営メディアからのインターネット広告収益、WordPressによるWeb制作・CMS構築、WordPressに関する書籍執筆と講演、などで、一概にIT事業と言っても1人で複数のことをしていて、一番売上割合が多かったのはインターネット広告収益だったけれども、WordPress関係からの売上も多くあり、「WordPress」というのはサーバーインストール型のオープンソースCMSで簡単に言うとホームページを作るツールのようなもので、関わった当時はWordPressのシェアが日本でまだ低く黎明期の頃でその後にシェアが伸びて認知度が高まったタイミングにいたので、関わったタイミングが良かったのだと思う。大変だと感じることが何一つなく、楽しく起業し続けることができた。

一方で、今のように人を雇用するというのは本当に大変。世の中の経営者の人達は皆さん凄いなと自分で人を雇用することになり再認識した。特に社会保険の会社負担額なども考えると、例えば、額面30万円の正社員がいたとして、手取額は月25万円くらいだが、会社総支給額は月40万円台前半にはなる。この開きは自分がサラリーマンをしていた時は意識しなかったので、そういう社会の仕組みに実体験として気が付けたのは良かった。会社の金銭的負担も大きいが、それ以上に従業員と経営者の意識の両方を自分自身で経験できたのは大きい。人生に一度くらい起業して良かったと思うし、雇用する経験ができたのは良かったと思う。
人が増えたことで、売上も増えたけれど、固定費用も増えて支出も増えたので、その辺りのキャッシュの流れを意識せざるを得なくなったことで、会社組織を意識するようにはなった。

現在の体制を続けていくとしたら、より売上を増やして雇用を増やして会社規模を大きくして社会的なインパクトを大きくして事業として実現させたい世界を創業者として作っていくべきなのかもしれないけれど、個人的には一人会社だった時は自由な時間も多くて個人所得も多かったので、また全部をゼロに戻して1人でやりたいなーと思う時が無いわけではない。ただ、今みたいに人を雇用して空間の運営もしているので実際はゼロに戻すのは難しいだろう。雇用を増やして社会的なインパクトをより大きくしたい!と思う時と、1人だったらもっと自由な時間も個人所得も多かったなと思う時と、揺れ動きがまだある。このように考えるのは、もともとは起業を考えていたわけではなくて、たまたま趣味でWebサイトを運営していたらインターネット広告収益が増えて偶然に起業して今に至っているからだと思うので、早く前者の気持ちで突き進んでいけるまでには持っていきたい。

社員数は、正社員4名、アルバイト11名、合計15名(外注スタッフを除く雇用関係のあるスタッフのみ)。
もうすぐ、6月1日には正社員が1名増える。すると、正社員5名、アルバイト11名、合計16名。
夏にコワーキングスペースや貸会議室やシェアオフィスなどの空間運営側でアルバイトを2~5名を想定して増やす予定。辞める人が少ないので、アルバイト募集は、大学卒業や海外留学などで抜けたタイミングで年に一度くらいで採用している。一度公式に募集すると、採用したい人の7~8倍くらいの応募があるので嬉しい。求人募集は今まで自社サイトと自社のFacebookとTwitterのみで募集を掛けてそれだけ集まるので、魅力があるように見せられていると思うし、実際に魅力的な活動ができているとは思う。特にアルバイト採用において、迷っても人が足りないから採用しないといけないのと、迷ったら不採用にすれば良いのとでは、雲泥の差がある。今は迷ったら不採用にすれば良いので、採用した人は優秀で、かつ、私達に合う人が多いと思う。辞める人が少ないのも、上手く会社とマッチングができているからだと思う。
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社員は従来からのIT事業とコワーキングスペースなどの空間運営事業で、大宮経済新聞の運営に特化した社員はいない。今のところは私含めて専属スタッフを用意する予定も無い。ただし、マネタイズ方法がより明確になったら経営上は体制を変えるかもしれない。
内部のスタッフにおいては、他のインターネットメディア媒体も見つつ大宮経済新聞にも関わる、空間運営側にも関わりつつ大宮経済新聞にも関わる、という形が良いと思う。その方が街ネタも集まるし、インターネット上の取り扱いも上手くなると思う。また、外部のライターでコミットしたい人がいたら是非という考えはある。実際に安部邦昭さんのように社内の人間ではないけれど外部スタッフとして関わってくれている人もいる。外部ライターさんは他にも数人いる。それらを私と弊社スタッフの大胡由紀さんの2人が中心となって編集している。ただ、外部ライターさんは一部で、基本的には内製化していて記事の9割以上は社内スタッフが取材をして情報の第一次ソースとして書いて公開している。
(注記:今回の十文字学園女子大学の大学生さん達に質問を受けた場には、私以外に、安部さんと大胡さんも同席していました。)

大宮経済新聞単体では、収支はトントンである。大幅な黒字にも大幅な赤字にもなっていない。ただ、この媒体を運営していることで地域との関わりが増えるし、それが結果的に、コワーキングスペースや貸会議室やシェアオフィスのような空間運営にも親和性が出るし、以前からやっているIT事業との親和性もある。経営者的立場からは、もともとWebサイト運営からのインターネット広告収益から法人化に至っているので、その感覚からも、地域媒体のマネタイズが難しいことは理解しているつもりで、ただ、せっかく生まれ育った埼玉県さいたま市に戻ってきたので、こういう街を記録する係をインターネット媒体として取り組むことは社会的意義はあると思っている。採算は合っているし、負えるリスクの範囲内なので、今後も運営は続けていくと思う。自分達の資産として情報が蓄積できると思えば、赤字でなければ、何より運営を辞める理由が無い。インターネットも形は変わっていったとしても今後無くなることは無いだろう。まずは続けていって、どこかでマネタイズ方法が明確になったら経営上はリソースを多く割いてよりスケールさせると思う。

つまり、大宮経済新聞の採算性について特に気にすることなく運営できているのは、
・街の記録係としての社会的意義と、情報発信と情報拡散による影響の楽しさを、感じていること
・現状は収支トントンで、今後も大幅な赤字になる可能性が無く、負えるリスクであること
・会社の事業全体で見た場合には親和性のあることが多く総合的に見たらプラスになると感じていること
・自分達の資産として情報が蓄積できるので、将来に事業がスケールできる可能性を少しでも期待できること
・運営会社の株主が100%私で外部からの経済的圧力が一切無いので、良い意味でも悪い意味でも誰にも何も言われないこと
・何よりそれを支えるだけの他の事業が順調であること
という6つの理由からである。

 
2.仕事を通して
質問1:仕事をしていて楽しいことや嬉しい、つらいこと、大変だと感じることはどんな点ですか。

星野の回答

代表者の私としては、
楽しいや嬉しいと思うことは、全て自己資金で、株主100%自分で銀行借入も無いという外部の経済的な圧力が何も無い中、自分の好きなことをゼロから立ち上げて、自分の好きなことだけをやって、それで成り立って11年経っているところ。ただ、会社規模が大きくなっているので、ファイナンスについては今後考えていく必要はあると思う。
つらいことや大変なことは、前に述べた通りで、人を雇用するということが大変。ただ、事業活動という点では大変なことは何もない。全部、自分でやっているので。従業員という立場だとまた色々あるかもしれないけれど、代表者としては何も無い。もしつらいことや大変なことがあったら、そこまでして続けるモチベーションも無いので、全てを解散させて辞めますね。また一人に戻ってやれば良いかなと。その時でも大宮経済新聞は私としては負担が無いので継続して運営し続けていると思う。

代表者としてではなくて、ライターや編集プロダクションとして、という点では、
普通では会えないような人と会える可能性があり、色々な業種業態をインタビューや取材を通じて接することができるという点を面白いと感じることができる人であれば、刺激的で、楽しいし良いインプットになるのではないかと。
また、自分の発信した情報で、誰かが刺激を受けたり、感化されたり、情報が拡散されて影響が出たり、ということも、やり甲斐に繋がると思います。
一方で、つらい、大変だ、と感じる人にはそもそも向いていないので、そういう人は他にいくらでも職業があるので、そもそもライターや編集プロダクションとして働かなければ良いと思います。
つらい、大変だ、と感じる人は、凄く向いていて喜々として楽しく仕事する人も多い業界の中で生き残ることは難しいと思うので、早めに辞めて他の分野の自分が楽しいと思える自分に向いている仕事で働いた方が良いと思います。私も税理士法人で経理や税務の仕事をしていた時は、正直、超つまらないなと思っていたけど、一方で超楽しいと言い切って休日に自分で架空の会社の会計や税務の問題を自ら作って仕事や勉強と思わずに取り組んでいた人もいて、そういう人には勝てないなと思ったのも税理士法人でのサラリーマンを辞めた理由の一つでもあったので。

 
質問2:今後新しく取り組もうと考えている活動や分野はありますか。

星野の回答

大宮周辺で考えるなら、IT事業もしつつ、Web媒体も持ちつつ、コワーキングスペースや貸会議室やシェアオフィスといった場所も持ちつつ、ここまで来たので、その親和性を活かして、
次は、WordPress関係のプロダクトやサービスか、IoT関係のプロダクトか、子ども向けプログラミング教室か、レンタルキッチンを主軸とした飲食店経営か、その先には農業か、その辺りに取り組むと思います。
もともと東京でITで起業して、せっかく生まれ育った地元に戻ってきての事業展開なので、地元に残せるような活動や分野に取り組みたいですね。

 
質問3:十文字女子大の学生とコラボ企画を実施するとしたらどんな案が考えられますか。

星野の回答

もし私達のことを良いと思ってくれて、かつ、私達も良い人と思えば、という前提がありますが、ぜひアルバイトスタッフやインターンとして働いて欲しいですね。もちろん報酬は出すので。
ライター志望なら、大宮経済新聞は、記事を書いた後、共同通信社で働いていた人や国語の教師だった人などが必ず校正が入る。また、全国に130媒体くらいある地域ネットワークなので、編集プロダクションやフリーランスのライターと知り合う機会も多い。インターネットメディアだけでなく、紙媒体や放送関係の人もいるので、メディア関係の仕事に興味があれば、得ることは多いはずで、就職をする前の良いインプットになるかと思います。

みんなの経済新聞ネットワーク
みんなの経済新聞ネットワーク一覧

コワーキングスペース・貸会議室・シェアオフィス側も、事業者が多いので、学生のうちに、色々な業種業態が見れるというメリットもある。
IT側では、私達は特定の分野では名が通っていたり今までの実績や人脈もあるので、外での活動も積極的で、それらの活動や実績を通じて、色々な企業を見ることもできる。
もし私達のことを良いと思ってくれて、かつ、私達も良い人と思えば、という前提がありますが、アルバイトスタッフやインターンなどどうでしょう!

 
質問4:十文字女子大の学生へのアドバイスをお願いします。

星野の回答

社会に出ると、まとまった時間を取って何かに取り組むということが難しくなるので、ぜひ今しか出来ないこと、例えば、海外に長期的に旅行に行くとか、大手企業に勤める前提や公務員志望でも学生自体はあえてベンチャー企業でインターンやアルバイトをしてみるとか、すると、視野が広がるし、知識も経験も人脈も増えるので、社会に出た際に自分の描いていたイメージとのギャップが生まれた時でもリカバリーできると思います。そういうバッファを蓄えられる時期だと思うので、その辺りを意識すると良いのではとは思います。

 

事前にいただきました質問項目に対して、用意していた回答は上記の通りで、それを実際に口頭で質問を受けつつ、答えさせていただきました。当日に話の流れから出た別質問などもあったので、それらがフリーペーパーにどう反映されているか等も楽しみにしています。

十文字学園女子大学のメディアコミュニケーション学科の学生さん達に、大宮経済新聞の取材を受けました。

約1時間30分くらいの取材を受けました。

 

十文字学園女子大学のメディアコミュニケーション学科の学生さん達に、大宮経済新聞の取材を受けました。

最後に、フロア増床して新しく出来た、貸会議室6Fシェアオフィス6Fの前で集合写真を撮影しました。
お越しいただきまして、ありがとうございました!フリーペーパーの発行を楽しみにしています!