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【輝く女性のリアルを届ける! 好きを仕事にした10人の生き方】セミナーイベント「エンタミナ6」に参加してきました!

こんにちは。7Fスタッフの富澤です。

9月9日に東京・原宿の株式会社サーキュレーション イベントスペースで行われた「エンタミナ6」というセミナーイベントに参加してきました。

このブログではその時の様子を紹介します。

 

【輝く女性のリアルを届ける! 好きを仕事にした10人の生き方】セミナーイベント「エンタミナ6」

 

エンタミナとは、株式会社デスクトップワークスの代表・田口真行さんが主催しているセミナーイベントです。6回目の今回は「女性の生き方・働き方」をテーマに、さまざまな立場・職種で働く女性10人が15分ずつの講演を行いました。

 

私は、女性が働きやすい社会の構築に興味があるため、社会で活躍している女性の方のお話を聞けるのを楽しみにしていました。
セミナーの参加者は、学生から大人まで、女性だけでなく男性の方もいて、全員が登壇者の10人の講演を楽しみにしている様でした。

 

10人の生き方、働き方を「自分事」としてインプット

 
13時にセミナーがスタートし、最初に主宰の田口さんによるオープニングトークがありました。
 

エンタミナ6の主宰者の田口真行さん

 
10人の登壇発表をすべて「自分事」として楽しんで、インプットしてもらいたい、という田口さんの熱い思いが伝わってきました。田口さんのユーモア溢れる話し方は、とても親しみやすく「自分事として、全員の話をしっかり聞こう」と思えました。
 
1人目は、株式会社クリーク・アンド・リバー社の篠崎祥子さんによる「仕事大好き人間がワーママになって気づいた、結婚・出産の前に考えておきたいいくつかのこと」についての講演です。

 

篠崎祥子さん

 

篠崎さんは、妊娠・出産を経て仕事に復帰した時「働きたいのに働けない」という問題に直面しました。そんな篠崎さんだからこそ分かる、子育ても仕事も楽しいと言える環境をつくるために必要な3つのリソースを挙げています。「保育園の確保」「職場の理解」「父親に育てる」の3つを妊娠・出産してからではなく「この人だ!」と思える男性に出会ったときに考え始めるべきだということでした。
 

私はまだ大学生なので、自分の結婚などについて詳しく考えることはありませんが、将来「この人だ!」と思える男性に出会ったとき、篠崎さんの講演を思い出そうと思いました。

 

2人目は、Webデザイナー・フォトグラファーの堀田愛子さんの講演です。堀田さんは、エンタミナ6のために広島からいらしたそうです!
 
特発性過眠症により、社会人として決まった時間に起きて出社することを困難に感じていた堀田さん。趣味の写真をInstagramに投稿して反応をもらえたり、描いたイラストをプロの方に褒めてもらえたことが自信となり「好きなことを仕事にしたい」と思うようになりました。現在は、平日は会社員として働くかたわら、副業でフォトグラファーとして活躍しています。
 
堀田さんからのメッセージは「自分らしさを見失ったときは、褒められたことを思い返してみる。それが、他者から見た自分の強み。そこに自分の可能性がある。」ということでした。堀田さんが撮られた写真はどれも素敵で、堀田さんのほんわかとした人柄がうかがえました。
 

3人目は、ディレクター・デザイナーのふるどうあゆ美さんによる「フリーランス1年目の現実(リアル)」の講演です。
 
2018年1月に独立したふるどうさんは、独立前と後のご自身の収入の差をグラフで発表してくださったので、フリーランスの厳しさをリアルに感じることができました。
 

独立してすぐ、自己管理ができなくなってしまったふるどうさんは「自分日報」をつけ始めたことで自己管理と収入を安定させたそうです。

 

ふるどうあゆ美さんの自分日報

 
自分日報は、前日に翌日の予定を自ら立て、1日の終わりには自らを褒めるフィードバックを書く欄があります。「自分を褒める」ことで自信をつけるというふるどうさんお手製の自分日報を私たちも体験してみました。今まで率先して自分の良いところを褒めたことがなかったので、紙に書き出すことで自分を褒めることを私も実践してみようと思いました。会場にはふるどうさんのご両親もいらしていて、和やかな15分の講演でした。

 

自分の軌跡の中に、活かせる経験は必ずある

 
4人目は、株式会社スタイルメント Webディレクターの金子夕紀さんによる「負けず嫌いの磨き方」についての講演です。
 
金子さんの講演は「ディレクションの基礎を、国分寺GANA No.1 キャバ嬢 のMaoという女性から教わりました。」という驚きの一言から始まりました。「人と話す仕事」と「信頼関係が大事」という点でキャバクラとディレクションは似ていると話す金子さんは、Maoさんとのやり取りをチャット形式で示し、わかりやすく説明してくださりました。
 
いざまとめに入るというその時「Maoとはデザイナーになる前の私(金子さん)です。」という衝撃的な事実が明かされました!
 
現在のお仕事であるデザイナー職に、キャバ嬢の経験を活かされているという金子さん。そんな金子さんが教えてくださったことは「自分の軌跡の中に、活かせる経験は必ずある」ため「視点を変えて活かせるところに活かす」ということです。過去の自分の経験はすべて、未来の自分の経験に活かせるということを忘れないようにしようと思いました。
 

5人目は、株式会社ぐるなび UXデザイナーの平石陽子さんによる「面倒くさがりなわたしが前に進むための3つのルール」についての講演です。
 
最初に、健康チェックと題したマルバツ問題を行いました。

平石さんによる健康チェック

 

私は5つ当てはまりました。10つの症状はすべて体にとっての不調です。平石さん曰く「健康の基本として、栄養をとる食、栄養を吸収する腸、栄養を巡らせる血、の3つが揃わないと健康は保てない。」とのことです。そのうち腸を健康に保つことが最も重要だと考える平石さんには、便活ために3つのルールがあるそうです。
 

「夜は空腹の状態で寝ること」「朝は便を出すこと」「口にするものを選ぶこと」の3つです。
 

平石さん自身、この3つに気を配った結果、最初の10つの質問のすべてに当てはまっていたのが、9つ解消され現在当てはまるのは1つだけだそうです。ぐるなびのサイトでは、特定の産地の食物を使った料理を提供してくれる店を探す検索方法があるそうです。口にするものの産地を真剣に選んだことがないので、今度お店を探す際、こちらの検索方法を試してみようと思います。

 

6人目は、SNSスタイリストの松阪美歩さんによる「逆ビリギャルワーク」についての講演です。
 
15歳の時に長期入院のため学校の卒業が出来なかったという松阪さん。そのことがコンプレックスとなり、薬剤師になるという夢を諦めたそうです。肩書ゼロの松阪さんは「好きなことを仕事にする」という信念を持ち続け、現在はInstagramのフォロワーの数が42,300人のファッション業界の人気インスタグラマーです。
 

学生の頃に病気を患ったからこそ、今、自分の道を見つけ、自分の好きなことを仕事にしている松阪さんの姿はとても輝いていました。松阪さんからは、どん底に落ちても悲観せず、自分に出来ることや自分の好きなことを頑張っていくことが大切であるということを学びました。

 

7人目は、株式会社アイフラッグのデザイナー ・イラストレーター の土田 小百合さんによる「崖っぷち人生の片輪走行」についての講演です。

土田さんは、イラストが描いてあるスケッチブックをiPhoneで撮り、それをスクリーンに流すという独特な講演をされていました。
 

スケッチブックに絵を描く土田小百合さん

 
土田さんは、崖っぷちにいた時、理想をすべてスケッチブックに書き出していたそうです。崖っぷちな状態でも、常にポジティブでいることが大切だと言う土田さんは「何かが欲しいや何かをしたいと思ったとき、それらを細かく描いてみることが重要」と教えてくれました。リアルに描けば描くほど、実現に近くなるそうなので、私も将来の理想を描く未来図ノートを作ってみようと思いました。
 

「幸せの因数分解」とは?

 
8人目は、大手IT企業 ビューティ事業部 ウェブデザイナーの月野 ジュリさんによる「幸せの因数分解」の講演です。
 
ご自身の過去の恋愛経験をもとに、幸せの因数分解の仕方を終えてくださいました。月野さんのスライドは、動画の中の人物とお話ししたり、バトル要素が加わっていたいたり、アニメーション豊富で見ていてとても面白かったです。過去の恋人がたくさんいながらも、結婚には至らず数か月で破局してしまう月野さんは「自分の幸せとは何なのだろう。」と因数分解して考えたそうです。
 
因数分解したことにより、他人と自分を比べなくなり、また、人に理解してもらいやすくなった月野さんは、自分の幸せを箇条書きにして書くことが最も重要だとおっしゃっていました。私は自分の幸せばかりを考えていたら結婚はできないと思っていたので、月野さんの考え方は新鮮でした。幸せをしっかりと考え、書き出すことで自分の価値観を人に理解してもらいやすくなるという新発見をしたので、私も実践してみようと思いました。

 

9人目は、株式会社Schoo コミュニケーションスペシャリスト・フリーアナウンサーの徳田葵さんによる「役得ワークで辿り着いた、私のいま」の講演です。

徳田さんは生放送のネット番組Schooのアナウンサーとして活躍しています。徳田さんは「たまたまの出来事をもっと大切に」と話していました。個人のキャリアの8割は予想しない偶発性によって決まっているため、偶然経験したこと、偶然やらせてもらったことをもっと大切に、意識して取り組んでいこうと思いました。徳田さんはアナウンサーをされているということで、とても話し方が明瞭でわかりやすかったです。

 

10人目は、公益社団法人ガールスカウト日本連盟 広報・資金調達グループ ICT担当の目黒ルミ子さんによる「あなたは自分が好きですか?」についての講演です。

目黒さんの講演は「あなたは自分が好きですか?」という突然の質問から始まりました。手を挙げた人は数人でした。ちなみに私は上げられませんでした。この回答を踏まえ「私を見つけて!」というガールスカウトの活動を体験しました。
 
このワークは、2人1組のペアになり、お互い自己紹介をした後、最初に自分の名前を書いたカードを交換し、その裏に相手の最初の印象を書いてあげる、というものでした。その際、相手のカードに書く印象は、ポジティブに、相手を批判をしないように注意して書くことが重要とのことです。相手からのコメントで自分では思いもしなかった点を褒められたとしたら、それは自分では気づかなかったの新しい魅力として受け取ります。それにより、自分に自信を持てる感性を身につけることが出来るそうです。
 

私は、ガールスカウトについて名前しか知らなかったので、活動内容の一部を初めて知ってとても面白いなと感じました。今回エンタミナ6で体験した「私を見つけて!」は短いバージョンだったので、次回はフルバージョンを体験してみたいなと思いました。

 

2年後にむけて

 
以上、10人の登壇者の講演は、十人十色で、どれも本当に勉強になりました。私も2年後には社会に出て働いていると思うので、今回学んだことを忘れずに自分の道を見つけていきたいと思います。
 
このような、社会で活躍する素晴らしい女性の方のお話を聞ける機会を設けてくださった、株式会社デスクトップワークスの代表・田口真行さんに感謝すると共に、田口さんの人脈の広さに驚きました。
 
エンタミナ7の開催も楽しみです!