最終回を迎えた「さいたま市100人カイギ」を取材しました!

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 こんにちは。大宮駅東口でコワーキングスペース7F(ナナエフ)を運営する株式会社コミュニティコムによる地域メディア媒体「大宮経済新聞・浦和経済新聞」のライター・丸山です。

 2025年1月18日、大宮の「貸会議室6F(ロクエフ)」で行われた「さいたま市100人カイギ」の最終回を取材してきました。記事でご紹介しきれなかったインタビューやイベントの様子を編集後記としてご紹介します。

大宮経済新聞の記事はこちらです。
「さいたま市100人カイギ」が最終回 5年半の活動で延べ600人が聴講(大宮経済新聞)
https://omiya.keizai.biz/headline/1939/

100人カイギとは??

 「100人カイギ」というプロジェクト、起業していたり地域活動に興味のある方ならば耳にしたり実際に参加する機会もあるのではと思います。私はお恥ずかしながら取材の担当となって初めて存在を知りました。「会議」と聞くと緊張感のある空間でビジネス用語が飛び交う堅い雰囲気を連想しますよね。しかし、「100人カイギ」の内容を調べてみると「地域で活動する方々のお話を聞いてその地域の魅力を再発見する」」、「人と人をゆるやかにつなげる」といった気負わずに参加してもさいたま市を新たな視点で知りさらに日常が楽しくなりそうな内容に興味を持ち当日をとても楽しみにしていました。


 「累計の登壇者数が100人に達したら解散」とあらかじめ終わりが決められているというのも意義深いと感じました。開催回数が有限だからこそ、運営なさる方々は登壇者選びに力が入りますし最後まで全力でやり抜こうとモチベーションを高く保てますよね。その熱意が参加する方々にも伝わりやすいのではないでしょうか。

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フレンドリーな雰囲気でさいたま市を知ろう!

 実際に参加してみてまず驚いたのは冒頭にグループに分かれて行われた自己紹介タイムの盛り上がりでした。初対面でも積極的にお互いの話を掘り下げたり共感し合い、予定時間がオーバーしてしまうほどでした。休憩中にも皆さん隣席の方と楽しそうに談笑なさっていましたよ。イベントの最初に告げられた「知り合いになる」という目標は早々にクリアとなったようです。


 中には各地120回以上参加してきたという100人カイギフリークの方や、過去回での登壇をきっかけに参加するようになった方、さいたま市版に10回以上参加してきた方などもいらっしゃって、アットホームで話しやすい雰囲気作りをアシストしていらっしゃったようにも思います。
 「アットホームなゆる〜いつながり」こそがさいたま市版の一番の特徴であり運営に携わる方々が大切にしてきたポイントだそうです。肩書きにとらわれず肩の力を抜いて知り合いになり、発想が面白い方や感覚が似ている方が熱意を持って取り組んでいる活動を知る。普段生活して見慣れている街でも、知らない魅力がまだまだ存在していると思うとワクワクしますよね。

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山あり谷あり…みんなで乗り越えてきました!

 創立メンバーであり最後の登壇者となった中山さんは、平日は高校教師、休日はラジオパーソナリティーという二足のわらじを履くユニークな方です。元々さいたま市若者会議に所属していたメンバー内で100人カイギ立ち上げの話が出た事がきっかけとなり、若いメンバー達の意思をサポートする形で参加を決めたそうです。参加の経緯にも先生らしい一面が感じられますね。そんな中山さんが5年半の活動を振り返って思うこととは?


 「2019年に発足したさいたま市100人カイギは、リアルなつながりにこだわってコロナ禍では4年間活動を休止していました。再開するには立ち上げ当初よりもエネルギーが必要でしたが、いざ再開してみると意義や楽しさを改めて実感し、もっと楽しんでもらえるよう工夫したいと思い登壇者紹介ナレーションを作成するなど演出にも力を入れてきました。立ち上げ当初は知り合いも少なく登壇者選びに苦労しましたが、回を重ねる毎にネットワークが広がり色んな方から紹介してもらってスムーズに決めることが出来ました。2024年8月に運営を退いてからも演出面で関わり続けられた事、最後の登壇者に選んでもらえた事、感無量です。」と晴れ晴れとした笑顔で教えてくださいました。登壇者選びにも、積み重ねてきたつながりが生かされていたんですね。

 ついルーティン化しがちな毎日ですが、少しの好奇心と勇気をもって知らない世界を覗いてみる事でこんなにも刺激をもらえたり新たな発見があるのだと、さいたま市100人カイギから教えてもらいました。


 皆さんも2025年は少し視点を変えて日常の彩りやワクワクを探してみる1年にしてみませんか♪


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