さいたま新都心「まちのハロウィーン」を取材してきました。

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 こんにちは。大宮駅東口でコワーキングスペース7F(ナナエフ)を運営する株式会社コミュニティコムによる地域メディア媒体「大宮経済新聞・浦和経済新聞」のライター・丸山と申します。

 2025年10月26日さいたま新都心のたまアリタウンけやきひろばから2kmに及ぶ範囲で開催された「まちのハロウィーン」を取材してきました。記事でご紹介しきれなかったイベントの様子や主催の「しばふハウス」代表の三尾新さんの思いを編集後記としてご紹介します。

大宮経済新聞の記事はこちらです。
さいたま新都心で仮装イベント「まちのハロウィーン」
https://omiya.keizai.biz/headline/2048/

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けやきひろばの参加受付では某人気ドラマの仮装でお出迎え

みんなで楽しんだハロウィーンまち歩きイベント

 開催当日はあいにくの雨予報。お店や会社を歩いて巡るイベントということで、「みんな大丈夫かな?」「ボランティアさんたちも大変そう…」と少し心配していました。いざ始まってみると、そんな心配はまったくいりませんでした!


 参加者のみなさんは「この日を待ってました!」と言わんばかりに本格的な仮装で登場。霧雨なんて気にせず、軽やかな足取りでお菓子スポットを次々と巡っていました道中では「かわいい〜!」「〇〇の仮装ですよね?すごい!」なんて声を掛け合う姿も。街全体が一体となって楽しんでいる様子が伝わってきました。


 お菓子を配るボランティアスタッフさんたちも、とにかく楽しそう!「ハッピーハロウィーン!」と元気に声をかけたり、駆け寄ってくる子どもたちに手を振って迎えたり。ただの配布係ではなく、一緒にこの時間を楽しむ仲間のようでした。


 スタートからゴールまで、全部のお菓子スポットを巡ると約1時間半〜2時間ほど。「子どもたちにはちょっと長いかな?」と思いきや、なんと9割の参加者がほとんどのスポットを制覇していたそうです!「次はあそこ!」「あっちにもスポット発見!」とワクワクが止まらず、気づいたら完歩してしまう子も多いのだとか。


 各スポットで集めるスタンプの中には、ひらがなが混ざっていて並べ替えると秘密の言葉が出てきたり、お店の窓に書かれた文字を見つけると解けるミッションがあったりと、まち歩きをもっと楽しめる工夫がたくさん用意されています。

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小さな子でも楽しめます

三尾さんが大切にしている“やさしいルール”

 50か所のお菓子スポットを提供してくださったお店や会社、400人の参加者、そして70人のボランティアスタッフ。これだけ大規模なのにトラブルもほとんどなく、毎年大人気なのは、三尾さんの想いが参加者に伝わっているからこそ。


 イベント前に、参加者は必ず三尾さんの説明動画を見ます。その中で発表される「キーワード」を受付で伝えないと、スタートできないという仕組みです。動画ではこんなルールが紹介されていました。
 
ゴミでまちを汚さないように、お菓子は帰ってから食べる
歩道は半分以上あけて歩くなど交通ルールを守る
お店の人や通行人の気持ちを考えて行動する

 そして最後に伝えられる大切なキーワードが「ゆずりあい」。
この言葉どおり、まちのあちこちで思いやりにあふれた光景が見られました。

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雨でもきちんと整列して順番待ち

みんなに愛される、やさしいイベントに成長

 チケットは夜中の0時に発売開始されるのに、すぐに完売するほどの人気なんです!今年の参加チケット400枚は、なんと過去最速の10分で完売してしまったんだとか。「夜中にアラームをかけてでも参加したい」と思えるのは、三尾さんの「みんなが楽しめるやさしいイベントにしたい」という想いに共感しているから。地域の方々に本当に愛されているイベントです。


 三尾さんにお話を伺うと、「今年は大雨の予報だったけれど、子どもたちの『晴れてほしい』という気持ちが届いたのか、無事に開催できて本当によかったです。6年前に始めたときは、街の文化になればいいなと思っていましたが、ここまで愛されるとはうれしいです」と話してくださいました。ただその一方で、「チケットが取れなかった方が多くいたので、これからはもっとたくさんの人が幸せになれるように考えていきたい」とも。


 このイベントの始まりは、地元のママさんたちが「子どもたちにハロウィーンを楽しませたい」とお菓子を配り合った小さな企画。それを知った三尾さんが「お店にも協力してもらったら、もっと楽しくなるかも」と発案し、今の形に進化していきました。今では多くのお店や会社が参加し、地域みんなで子どもたちを笑顔にする大切なイベントに。ボランティアスタッフの中には、以前は参加者だった方も多く、「しばふハウスに恩返ししたい」と楽しそうに語ってくれました。

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中高生のボランティアの姿もあちこちに

 来年はどんなハロウィーンになるのでしょうか?三尾さんの想いと、地域のみなさんの優しさがつながって、このイベントはこれからもどんどん素敵に進化していきそうですね。


しばふハウス
https://www.shibafu-house.org/


コワーキングスペース7F(ナナエフ)を運営する株式会社コミュニティコムでは、地域の情報をお届けするメディア媒体「大宮経済新聞」「浦和経済新聞」を運営しています。記事を読んでくれた地域の人が「こんなイベントがあるなら行ってみよう」「こういう施設がオープンしたなら見てみよう」「自分も同じようなイベントができるかも」と何かしらのアクションを起こすことで、地域の経済が少しでも動けば、地域を盛り上げることにつながります。