未来屋書店与野店で開催された「埼玉大学の学生による出張絵本よみきかせ会」を取材してきました。

 こんにちは。大宮駅東口でコワーキングスペース7F(ナナエフ)を運営する株式会社コミュニティコムによる地域メディア媒体「大宮経済新聞・浦和経済新聞」のライター・福島です。

 2026年1月30日にイオンモール与野店で開催された埼玉大学の学生さんによる出張絵本よみきかせ会の取材に行ってきました。当日の様子を紹介したいと思います。

大宮経済新聞の記事はこちらです。
イオンモール与野店内の書店で埼玉大学の学生が出張よみきかせ会
https://omiya.keizai.biz/headline/2087/

読み聞かせ会場となった「みらいやの森」

平日午前中のイオンモールは親子連れが多数

 出張絵本よみきかせ会が開催された1月30日は平日、時間は午前10から12時30分まででした。書店の開店時間に合わせてスタートすると早速1組の親子が来てよみきかせ会がスタートしていました。イオンモール与野店は9時からイオンスタイル与野が開店していたためすでに館内にお客さまが多くいました。

親子連れが絶えず読み聞かせ会に足を止めていました。

 これまでの開催は休日だったため平日開催ではどうなるかと懸念していたそうですが、読み聞かせ会にくる人数はあまり変わらないと埼玉大学広報渉外課の山口さんは話してくれました。違う点と言えばこの日は3歳未満のお子さんが多かったことでした。読み聞かせ役は教育学部の乳幼児教育コースの学生さんでした。まだまだコミュニケーション能力が発展途上のお子さんを相手に身振り手振りを交えて絵本を読み、その姿にお子さんは時より笑顔を見せていました。読み聞かせ役の学生さんとは別にサポートしていた学生さんが呼び込みをしていたこともあり親子連れは絶えず訪れ時間はあっという間に過ぎました。

子供向けの本に力を入れている未来屋書店

 イベントの会場となった未来屋書店与野店には絵本が豊富にあり、「みらいやの森」という小さなお子さんが向けのイベントスペースもありました。書店のスタッフの方に話を聞くと「子ども向けの絵本の売れ行きはすごくいいです。売れる要因は口コミの影響かと思います。昔からある絵本は親御さんが幼い頃に読んでもらった本を子どもにも読んであげたいということでロングセラーになってます」とのこと。最近では大ピンチずかんのシリーズが話題になっていますがスタッフさん曰く、ここまで売れるとは予想していなかったと話してくれました。

書店の中にキッズが楽しめるスペースがる未来屋書店与野店

学生にとっては貴重な実戦の場となった読み聞かせ会

 読み聞かせ役の学生さんに普段はどのようなことを学んでいますかと聞くと「乳児の人形を使って抱っこやおむつの交換の仕方、離乳食の作り方などを授業でしています。座学として心理学栄養学も学んでいます」

 「制作課題としては絵本の製作、手遊びの内容もアイデアを振り絞って取り組んでいます。他に植物を20種類あつめて教材をつくる課題もあったり日々締め切りに追われています」

 これまでは実際にお子さんと直接関わる授業はあまりなかったそうです。3年生からは実習が入り先生という立場で子どもに触れ合うことになるので今回のよみきかせ会は貴重な経験になったようです。

 保育士を目指す学生にとっては乳幼児とのコミュニケーションだけではなく、その親御さんのことも考える必要があるため、世の中のことあらゆる知識が必要だと言います。最近では地域によっては外国人のこどもを受け持つこともあるので日本語以外でのコミュニケーションが必要になってくることもあるそうです。

今回披露されたオリジナル本

地域連携を目的とした埼大学生広報サポーター

 今回の読み聞かせ会では埼玉大学の学生ボランティアが書店に出向き、イオンモール与野店に来ていた親子連れに絵本を読みか聞かせていました。埼玉大学広報サポーターはボランティア学生が地域の企業や自治体と共に様々なイベントに参加している組織。読み聞かせ会のほかに商工会議所での意見交換会や埼玉県知事の記者会見でマイク回しをするといった運営協力にも参加しているそうです。

 イベント当日に来ていた埼玉大学広報渉外課の関口さんは「埼玉大学広報渉外課の関口さんは「イベントを通じた地域交流により、本学を知ってもらうのが目的です。他にも教授による市民向けセミナーなどを開催しており、昨年の『ミュージアム・カレッジ2025』には100名以上の市民が、経済学部のセミナーには現役ビジネスパーソンも参加してくれました」

 埼玉大学も少子化の影響を受け、他大学との競争が激化しています。学生の出身地は埼玉県内や関東近郊、長野県、さらには新幹線で大宮駅へアクセスしやすい東北地方まで広がっています。保護者からは「田舎すぎず、東京ほど都会でもない」という適度な環境が、安心して通わせられる理由として支持されています。

 山口さんは「他大学で広報に力を入れる動きが増えています。広報サポーターは主に自治体や企業からの依頼で動いており、若い人のエネルギーや学生のアイデアが期待されています。ただのボランティアにならないように学生が成長できるものなのかを鑑みて受けるかどうかを判断しています」と話してくれました。

 大学は一般企業で言うところの商談などの営業活動をして学生を募集することはないため、広報活動や自治体や企業と連携が大切と感じました。

イベントの運営は学生が主体

コワーキングスペース7Fでは、多くの大学生がアルバイトとして活躍しています。彼らからは、将来を見据えて精力的に活動している話をよく耳にします。学生のうちにインターンやボランティアを通じて社会の空気に触れることは、非常に有意義な経験になるはずです。

当店のアルバイトは、受付での接客やメール・電話対応に加え、時には外部イベントへの同行もあり、実践的なスキルが身に付きます。現在、スタッフを募集中です。皆さんのご応募をお待ちしています!

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