酒は飲んでも飲まれるな!二日酔いに効くこのツボ!ベスト1(実感編)

こんにちは。スタッフのえみです。
皆さま楽しいお正月を迎えてらっしゃいますか??
忘年会からの新年会という流れで、体の中身がほぼお酒になってらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

私は今年鍼灸師の国家試験を受ける受験生なのですが、それはそれでまったり正月気分を味わっております。
そして明日は新年会…そして二日酔いが怖い!
もうトイレにこもってよく分からない誰かに『お酒は二度と飲まないので助けてください』と懇願するはめにはなりたくありません!
という事で、予習も兼ねて二日酔いの解消法をご紹介いたします。
せっかく東洋医学を学んでいますので、そちらの方からも考察してみたいと思います。

【そもそも二日酔いってなに?】
お酒を飲んだ翌日の吐き気、頭痛、めまい感、これらの症状をひっくるめて“二日酔い”と呼びます。
これはアルコールを摂取した量に、体が持つアルコールを分解する代謝機能が追いつかない事で起こります。
つまり『人手不足なのになんでこんなに忙しいんだよー!明日までにこの仕事終わる訳ないじゃん!』といって、納期までに作業が終わらなかったという事ですね。

東洋医学的に二日酔いは『痰湿』という病態と捉えます。
これは大量の水分摂取(この場合はアルコール)などにより臓腑を傷付けて、体に滞った余分な水分が悪さをしている状態です。
また、肝臓に似た機能を持つ東洋医学的な臓器=肝がお酒により傷付けられる事により、頭痛やめまいが発生すると考えられています。

つまり、東西どちらの視点から見ても『余分なものが体にある』事が原因で二日酔いが起こっていると捉えているのが解ります。
【二日酔いの対処法】
ではでは、二日酔いになった時に効くツボってどこなんでしょうか?
『二日酔い 解消 ツボ』などで検索して頂くと、きっと色々と出て来ると思います。
ですので、私自身が実際自分・または友人に治療して『これは効いた!!』と実感したものをおすすめしたいと思います。

それは『中脘』というツボです。
みぞおちとおへそのちょうど真ん中にあるのが『中脘』です。
ここは丁度胃袋の真上に位置します。
代謝を上げたり、胃腸の働きを良くするツボとして知られています。

諸説ありますが、ツボは決められた位置の大体500円玉くらいの範囲内で動くと言われています。
ですので、大体その辺りを押して頂いて、一番『おえっ』とくる位置が皆さんの『中脘』といえます。
強く押す必要はありませんので、優しく撫でるように、軽く刺激してみて下さい。

私はいつもお酒を飲んだ帰り道から、このツボを押すようにしています。
そうすると本当に翌日のスッキリ感が違います。
先日勝沼で行われたワイン祭りに参加した際、飲み過ぎで酔っぱらった友人ふたりをこのツボで復活させて以来、お気に入りの対処法です。
余分なものがあるのが二日酔いの原因のひとつなら、代謝をがんがん上げて出してしまおう!という発想でしょうか。
とはいえ悪いものをどんどん出すため、水分もきっちり摂るようにお気を付け下さいね。

東洋医学では基本的に体内のバランスを計るという考えに基づいて、体を整えていきます。
そして、ツボも人それぞれ合うものと効果が変わってきたりします。
自分に効くからといって他の人にも効くかというと、そうじゃなかったりもするんです。
このゆる~いところが東洋医学の弱点でもありますが、魅力でもあると私は思っています。
皆さんもぜひご自分の体を触って、良く効くツボを探してみて下さい♪

そして最後に…
酒は飲んでも飲まれるな、という方向でひとつ宜しくお願いいたします。
ご覧いただきありがとうございました(^^)
良いお正月をお過ごしくださいませ~。

本年度も7Fをどうぞ宜しくお願いいたします!