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レンタルサーバーでWordPressを使おうとしている初心者の人にオススメのWordPressをレンタルサーバー「heteml(ヘテムル)」の管理画面から数回のクリックで設定できる「簡単インストール」をご紹介

こんにちは。コワーキングスペース7Fの星野邦敏です。

昨日、7Fの大学生アルバイトスタッフとして半年前からスタッフとして関わってもらっている樹里ちゃんが
WordPress初心者スタッフがホームページを3サイト作ってみた
というブログ記事を書いてくれました。

IT関係の知識も経験も無い大学生が、WordPressを少し学んだだけで、ゼロからの初心者が数カ月後には独自ドメインを取得して複数のホームページを制作したり運営したり出来る時代になったということで、凄いなと思いました。

私もWordPressに関する講師をおそらくは200回くらいしてきた経験として、WordPressに関してもITに関しても初心者の人でも、WordPressはインストール後の記事の更新や、サイトデザインであるテーマの変更、機能拡張であるプラグインの追加などは、比較的誰でも簡単にこなしている印象です。
ただ、今までのWordPressに関する講師経験として、WordPress初心者が一番最初に躓く点としては、「独自ドメインの取得」「レンタルサーバーを借りること」だと思います。

WordPressは、例えば、アメーバブログやライブドアブログのようなフリーのブログサービス、Jimdo(ジンドゥー)のようなASP型ホームページサービスと異なり、WordPressはカスタマイズ性や自由度が高いというメリットや意図しない広告が掲載されたりアカウント削除のリスクが無いというメリットの代わりに、アカウントを取得すればすぐに使えるということではなくて、まずはレンタルサーバーにWordPressをインストールしないとWordPressに触ることすらできない、という点において、一番最初に躓くのかなと感じています。

本来、WordPressをインストールするには、サーバー側から設置するか、FTPで接続して、WordPress日本語サイトからWordPressのzipファイルをダウンロードして、サーバーにインストール、その上で、MySQLというデータベースを作成して接続する、という作業が必要です。この一連の流れを、IT関係の知識や経験が少なくて、サーバーを触った経験も無ければ、WordPressを始めようとする前に躓いてしまうのはもちろんかなとも思います。

しかしながら、今は「簡単インストール」や「クリックインストール」と称して、レンタルサーバーの管理画面からWordPressを自動的にインストールすることができます。
このレンタルサーバーが用意している「簡単インストール」や「クリックインストール」という機能を使うと、自分でWordPressのコアファイルをサーバーに置いたり、自分でMySQLのデータベースを作ったり、ということをする必要はありません。

今回は、レンタルサーバーでWordPressを使おうとしている初心者の人にオススメのWordPressをレンタルサーバー「heteml(ヘテムル)」の管理画面から数回のクリックで設定できる「簡単インストール」をご紹介します。

 

heteml(ヘテムル)の簡単インストール

このコワーキングスペース7Fのホームページもレンタルサーバーheteml(ヘテムル)で運用しています。
heteml(ヘテムル)は、この後の記事として紹介予定のレンタルサーバー「ロリポップ!」と同じGMOペパボ株式会社が、ロリポップ!より高機能サーバーということで始まったサービスです。WordPressをインストールするのに必須のMySQLというデータベースが100個まで作れて、マルチドメイン機能があり独自ドメインとレンタルサーバーとの結び付けが無制限に行えるので、たくさんのホームページをWordPressで作る可能性がある人にはオススメです。初心者でも使いやすい管理画面となります。

heteml(ヘテムル)でのWordPressの簡単インストールは、管理画面から、以下の手順で行います。

まずheteml(ヘテムル)のレンタルサーバーの管理画面のコントロールパネルのメニューから「ウェブ関連」の中の[簡単インストール]をクリックします。そして「WordPress」の[インストール画面へ進む]をクリックします。

heteml(ヘテムル)でのWordPressの簡単インストール

簡単インストール
WordPress (ワードプレス) は、オープンソースのブログ/CMS プラットフォームです。
という画面が出ますので、そこで、
・インストール先 URL
・データベース
・サイトのタイトル
・ユーザー名
・パスワード
・パスワードを再入力
・メールアドレス
・プライバシー
を入力します。

「インストール先 URL」は、heteml(ヘテムル)のコントロールパネルより、ドメイン・メール設定でドメインと既に結び付いているURLを選択することができます。
「データベース」は既に予め作っている場合には[既存のデータベースを選択]を選び、そうでない場合には[自動作成]を選びます。[自動作成]を選択すると、WordPressのインストールが無事に完了すると1つデータベースが増えています。heteml(ヘテムル)では管理画面のコントロールパネルのメニューの[データベース]より作成したデータベースを管理することが出来て、合計100個まで作成することができます。
「サイトのタイトル」や「ユーザー名」や「パスワード」などは、WordPressインストール後に、WordPressの管理画面の[設定]や[ユーザー]から変更することができますが、まずは初期の段階の、想定しているホームページのサイト名などを入力します。
「プライバシー」は、「検索エンジンによるサイトのインデックスを許可する。」にチェックを入れておくと、GoogleやYahoo!といった検索エンジンにキーワードで検索した時に検索に引っ掛かるようになります。

heteml(ヘテムル)でのWordPressの簡単インストール

その後、簡単インストール画面の[インストール]をクリックすると、WordPressのインストールが完了して、インストール先URLで指定したURLに、WordPressが入っている形となります。

このコワーキングスペース7Fのホームページも「heteml(ヘテムル)」を使っていますので、これからWordPressを初めて利用するというような初心者の人には、まずはオススメのレンタルサーバーの機能としてご紹介します。

レンタルサーバーheteml(ヘテムル)

ただ、そもそも複数サイトを作る予定が当面は無いという場合には、同じGMOペパボ株式会社が運営しているロリポップ!の方がよりコストが掛かりませんし、同じように簡単インストール機能が付いていますので、良いかもしれません。ロリポップ!での簡単インストールについても、また別記事にてご紹介できればと思います。

その先は、サーバー側を触ることなく、WordPressの管理画面からの操作で、サイトデザインであるテーマの変更や、機能拡張であるプラグインの追加を行なうことができます。
WordPress自体の管理画面の使い方などは、私の執筆した書籍である「いちばんやさしいWordPressの教本 人気講師が教える本格Webサイトの作り方 第2版 WordPress 4.x対応 (「いちばんやさしい教本」シリーズ)」がサーバー側やプログラムのカスタマイズに触れていない初心者向けの書籍としてありますので、ぜひご覧ください。


いちばんやさしいWordPressの教本 人気講師が教える本格Webサイトの作り方 第2版 WordPress 4.x対応 (「いちばんやさしい教本」シリーズ)

また、独自ドメインを取得する場合には、レンタルサーバーと同じ会社が運営している独自ドメイン取得のサービスを利用した方が、独自ドメインとレンタルサーバーの結び付けがスムーズとなります。heteml(ヘテムル)やロリポップ!の場合、ムームードメインを利用して独自ドメインを取得すると、DNS設定など必要が無くて、レンタルサーバーとの結び付けが簡単ですので、オススメしておきます。

ムームードメイン

コワーキングスペース7Fスタッフの樹里ちゃんも、サーバー側の設定を一切行わずに、レンタルサーバーの管理画面と、WordPressの管理画面からの操作だけで、サイトを3つ作っていました。
WordPress初心者スタッフがホームページを3サイト作ってみた

まずはWordPressの利用をスタートさせたいという人には、まずはレンタルサーバーが用意している「簡単インストール」や「クリックインストール」という機能がありますので、お使いいただくと良いかと思います。