Chromebook(クロームブック)のASUS「C300MA」を購入しました。

こんにちは。コワーキングスペース7Fの星野邦敏です。
日本でも半年くらい前から発売されている、Google Chrome OSベースのChromebook(クロームブック)のノートパソコンを購入しました。約3万円でした。
購入した理由は、まずChromebook(クロームブック)自体を触ってみたかったことと、価格が安いにも関わらず処理速度も早いので、ただインターネットを見たい場合などには、共有パソコンとしても使えるのではないかと思ったからでした。
購入したのは、ASUSというメーカーのC300MAです。
【日本正規品】 ASUS ノートブック Chromebook ブラック ( Chrome OS / 13.3inch / Celeron N2830 / 4G / 16G EMMC / 日本語キーボード ) C300MA-BLACK
Chromebook(クロームブック)のASUS「C300MA」
ASUSというメーカーのC300MAを購入したのは、Chromebook(クロームブック)は、11.6インチが多い中、13.3インチと大きく、メモリも4GBと、Chromebook(クロームブック)としてはスペックも高かったからです。
Chromebook(クロームブック)は、いわゆる普通のWindowsパソコンと異なり、Googleストアのアプリ以外のソフトは実行できずに基本全てをChromeのブラウザ操作だけで完結させる仕様となります。拡張機能は、Chromeウェブストアからアドオンでインストールする仕様です。
従いまして、例えば、一般的な利用としての頻度はおそらくは高いであろう、WordやExcelやPowerPointなどは、Chromebook(クロームブック)に入れることはできません。代替案として、まずGoogleアカウントを取得してGoogleドキュメントとGoogleスプレッドシートとGoogleスライドがあるので、それらで作成して、エクスポート機能で、WordとExcelとPowerPointに変換ができるので、そのような使い方をします。
ただ、まず、何より価格が安い、そして安かろう悪かろうではなくて、仕様がシンプルなので処理速度はかなり早い。起動まで10秒も掛からないし、データはクラウド上を基本として、パソコン内にデータやソフトを入れないので使い続けての処理速度はおそらくはあまり変わらないはず。また、OSなども自動的に最新版にアップデートしてくれるので、セキュリティソフトをインストールする必要性も無いということが言われています。
USBポートが左右に1箇所づつで2箇所、HDMI接続も可能なので外部ディスプレイ接続もできます。
まずは、インターネットに接続します。WiFiが前提のようです。
Googleアカウントを登録します。初めに登録したアカウントが、そのChromebook(クロームブック)の所有者となり、これを変えるには「Powerwashの実行」をして、デバイスをリセットして全てのユーザーアカウントとローカルデートを削除しないと所有者の変更ができないようです。
初めに登録するGoogleアカウントには注意しましょう。
電源も1日使い続けても持つ感じでした。実際、1日電源に繋げずに使ってみましたが、10時間くらいは持ったような印象です。
実際のChromebook(クロームブック)の画面。いわゆる普通のWindowsパソコンと異なり、Googleストアのアプリ以外のソフトは実行できずに基本全てをChromeのブラウザ操作だけで完結させる仕様となります。
ヘルプページもChromebook(クロームブック)の中に入っていて見る形でした。
インターネット接続の仕方や、ショートカットの説明などもあります。
GoogleドキュメントとGoogleスプレッドシートとGoogleスライドを使う方法や、エクスポート機能でWordとExcelとPowerPointに変換する方法なども書かれています。
WindowsパソコンやMacパソコンと異なり、ソフトを入れることはできないので、PhotoshopやIllustratorをChromebook(クロームブック)に入れることはできません。代わりに画像エディタ(フォトエディタ)という機能がありますが、さすがに簡易的な印象です。ChromeウェブストアでPixlrやSumo Paintといった画像編集アプリもあるとのことです。
現状ではSkypeは使えません。Chromeウェブストアから、Googleハングアウトを拡張機能としてインストールして使うことができます。このようなことからも分かる通り、Chromebook(クロームブック)は自社のGoogleのサービスを普及させるためのパソコンとも言えるかもしれませんね。
また印刷については、それぞれのプリンターのドライバもインストールできないわけですから、「Googleクラウドプリント」というサービスを一度経由しないと使えないようです。
Google – クラウド プリント
このようなデータは全てクラウド上で保存という仕様、場合によっては、こういう使い方がごく一般的な時代になるのかもしれないですね。その意味では、Chromebook(クロームブック)をまずは試して触ってみて、とても興味深かったです。
ただ、ソフトを入れられないという仕様からも、現状では、ビジネス利用は難しいかもしれないですし、Web制作者の制作用のパソコンにはならないと思います。どちらかというと、いわゆる家庭用でネットを見るだけとか、発展途上国での普及などが見込まれるのかもしれません。
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Chromebook(クロームブック)のC300MA
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Chromebook(クロームブック)のC300MA
また、ゲストモードとして、ゲストとしてブラウジングする形でログインすると、ログアウトしたらcookieも残らないしローカルデータも削除されますし、主にブラウザ操作だけで十分な利用者向けのパソコンとして、考え方によっては共有パソコンに適しているかもしれません。
Chromebook(クロームブック)を触って試してみて、Chromebook(クロームブック)の共有のパソコンとして、デフォルト設定で貸し出すと、その人のGoogleアカウントがパソコンに保存されてしまってセキュリティ的にも問題ですし、それを許可させず強制的に「ゲストとしてブラウジング」にすることができる、おそらくはこれがベストかな?という設定を考えましたので、それはまた別記事にて書きたいと思います。