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突撃☆市民活動! 第1回「埼玉ぽたぐらふプロジェクト」

こんにちは!
コワーキングスペース7Fスタッフのエミです。
初夏を通り越して真夏を感じさせる日々ですね。
皆さま体調崩されてはいませんか?
さて、私は地元大宮を初めとした埼玉県を盛り上げる市民活動に参加しております。
市民活動の定義とはなんぞや、と申しますと

市民活動(しみんかつどう)とは、市民が自らの価値観、信念、関心に基づき、自分たちの生活とコミュニティの貢献を目的に、自発的に行う活動。社会運動の一環と考えられる。
【参考:Wikipedia|市民活動 より抜粋】

ということだそうです。
私は埼玉県大宮で生まれ育ち今日まで至りますが、正直地元への愛情はさっぱりありませんでした。
ですが、ひょんな事から今年初めに市民活動へと参加して以来、段々と「もっといい埼玉になればいいな」という願いを持つようになってきました。
そして「埼玉を良くしたいと思っている方はいっぱいいるんだ」という気付きにもつながりました。
更に「そう思っている方にもっとお話しを伺いたい」という気持ちも芽生えました。
という事で、素敵な市民活動をしていらっしゃるなあと感じた方にご質問をし、そのお考えに触れ、このコワーキングスペース7Fのスタッフブログにてご紹介させて頂きたいと思います。

 

突撃☆市民活動! 第1回「埼玉ぽたぐらふプロジェクト」

 

埼玉ぽたぐらふプロジェクト5

 

埼玉ぽたぐらふプロジェクトは、主にFacebookを活動の拠点とし、ぽたぐらふ(自転車でぶらぶらと撮ってきた写真。”ポタリング”と”フォトグラフ”をつなぎ合わせた造語。)で埼玉と自転車の魅力を世界へと発信しています。
えっ、ここは本当に埼玉なの?と思ってしまう位色彩豊かで素敵な写真と共にその撮影場所を実に魅力的に紹介していて、休日には自転車に乗ってぶらりと行きたいなあと思わせてくれます。
私はこちらのFacebookページが大好きで、埼玉の風景って魅力的なんだなと気付かせて頂きました。
第1回目は、このプロジェクト主宰者でポタグラファーの内田貴之さんにお話しを伺いました。
掲載画像はすべて内田さんのご好意により、埼玉ぽたぐらふプロジェクトよりお借りいたしました。
自転車と埼玉の風景が織りなす素敵な写真とともに、どうぞ♪

 

埼玉ぽたぐらふプロジェクト

 

 

【埼玉の魅力を教えてください!】
都会の便利さと、たくさんの生きものたちが暮らす自然が、隣り合わせで共存している点です。
平日は都会で働くけれど、休日は自然にふれあいながらゆったりとした時間を過ごす。
そんなオンとオフがはっきりしたライフスタイルが1つの場所で実現できるのが、埼玉のいいところ。
人間は、オンとオフを切り替えることで、豊かな暮らしができるのと思うんです。
そんな意味で、現代人が最も暮らしやすい場所だということが最大の魅力でしょう。

 

埼玉ぽたぐらふプロジェクト

 

【地域を盛り上げる活動の醍醐味は何ですか?】
醍醐味は、自分と同じ気持ちや志を持った方の輪が広がることです。
第一段階では「埼玉っていいね」「埼玉の良さを見直した」と共感してくれる人が増えてくれる。
そして、第二段階では「自分も何か発信したいと思うようになった」「自分にも埼玉のためにできることはないか」と、行動を起こしてくれる人が現れる。
埼玉ぽたぐらふプロジェクトは、そういったムーヴメントの拡散を狙っているんですよ。
だから、フェイスブックを使う。
フェイスブックを使っている人は、そういう気持ちを持った人が多いんです。

 

埼玉ぽたぐらふプロジェクト

 

【埼玉ぽたぐらふプロジェクトの活動を通じて、埼玉へのイメージは変わりましたか?】
埼玉が「素晴らしい魅力の宝庫」だと、強く思えるようになりました。
そして、世界が広がって自分自身の暮らしがとても充実していく気がします。
活動開始以来、毎日が新しい発見ばかり。驚きと喜びの連続です。
自転車に乗ることで、これまで見えなかったものがたくさん見えてきます。
例えば、ふだん何気なく車で通り過ぎていた近所の町並み。 自転車でゆっくり走ると「こんなところにこんなものがあったのか」とびっくりします。
野に咲く花や道端にたたずむ石仏、木々の緑の美しさ、鳥のさえずりや風の音、花の匂い、雲の形や空の色、地域の人の温かさ、地域で採れたおいしい食べ物・・・。
すべてのものが素晴らしく見えて、感動します。 埼玉の良さが見えてきて、どんどんと愛着が湧いてきます。
そして、もっともっといいところを知りたい、発見したいという気持が強くなっていきます。

 

埼玉ぽたぐらふプロジェクト

 

【埼玉ぽたぐらふプロジェクトの活動を通じて経験した、印象的な出来事を教えてください】
やはり、ご覧いただいているファンの皆さんからの反応には、いつも心動かされます。
「自分の家の近くに、こんなところがあるなんて知らなかった」とか、「このプロジェクトを通じて、埼玉の良いところを見直すようになった」などの声をいただける時が一番嬉しいです。
そういうお声をいただけると、自分がやっていることが少しは埼玉の未来のために役立っているのだなと思えて、やる気が湧きます。
地球の裏側の国の方から「日本の埼玉は素晴らしいところだ」などのメッセージをいただけることもあり、背筋がピンとしますね。
埼玉に住む人だけでなく、日本中、世界中に埼玉のいいところを発信したいと思っています。

 

埼玉ぽたぐらふプロジェクト

 

【埼玉ぽたぐらふプロジェクトの活動を通じて見えてきた『こうすれば埼玉はもっと輝く』という点はありますか?】

私も、埼玉を輝かせたいと思っているんですが、どちらかというと「輝かせたい」というより、「輝かせないと、子どもたちの未来はない」という危機的な感覚を持っています。
いま埼玉は、輝きを失う時代に一気に突入していて、放っておくと大変なことになるからです。
わたしたちひとりひとりが、ふるさと埼玉を一生懸命磨いて、輝かせていくことが絶対的に必要なんです。
人口が急激に減って、子どもが減って、日本一のスピードで超高齢化が進んで、働く世代の負担が一気に増えて、地域のディスコミュニケーションが進んで、まちが衰退して・・・ 高度成長時代に若い人が地方から大量に流入して人口を倍増させた埼玉県という地域の特有の重い課題が、のしかかってきているのです。
いまの社会の仕組みのままでは、子どもたちや高齢者を支えられずに地域を維持できなくなってきているんです。
地域に降りかかる困難な課題を解決して、私たちの子や孫の世代にふるさと埼玉を受け継いでいくためには、地域の元気を取り戻す必要があります。
そのためには、会社で働くだけではなくて、学校で勉強するだけではなくて、積極的に地域に出て行って活動することが必要です。
1人ひとりが「自分たちの地域のために自分ができることをしよう」という気持ちが芽生え、それが行動に移れば、それが地域を支える力となり地域は元気を取り戻します。
地域のためにすることは、どんなことでもいいんです。
木を植えることだっていいし、ごみを拾うことだっていい。
近所の子どもたちにスポーツを教えることや、一人暮らしのおばあさんの話し相手になってあげることだっていい。
個人の小さな活動がつながって輪ができ、さらに企業や団体、行政などの組織の力が加われば、さらに大きな輪へと成長していきます。
こうして地域の課題は地域みんなで解決するという好循環ができれば、地域は元気を取り戻しやがて光り輝いていくものと信じています。
あとは、その好循環をどうやって創りだすのか。
そのキーワードは、地域に対する誇りと愛着心です。
「埼玉ってすごい!埼玉が好き!」という気持ちを、みんなが持つことが大事なんです。
地域に対する誇りや愛着心は、地域の課題を解決するための一番の原動力になるからです。
では、どうすれば地域に対する誇りや愛着心が芽生えるのか・・・。
それはまず地域を知って、いいところ、誇れるものをどんどんと見つけ出していくことです。
そうすれば、おのずと誇りや愛着心が湧いていきます。
“埼玉ぽたぐらふプロジェクト”とは、1人でも多くの方に「地域を知る」「地域のいいところを見つけ出す」ためのキッカケづくりをするプロジェクト。
これからも、ふるさと埼玉の輝かしい未来のために、活動していくつもりです。

【埼玉ぽたぐらふプロジェクト|https://www.facebook.com/SaitamaPotaGraph

 

埼玉ぽたぐらふプロジェクト

 

埼玉県は郷土愛が全国ワースト1位だという不名誉な称号を良く耳にします。
ですが、きっと埼玉県民は埼玉の素敵なところに気付いていないんじゃないかな?と。
自転車で巡ることでしか気付けない、細やかな『埼玉の素晴らしさ』が埼玉ぽたぐらふプロジェクトには溢れています。
内田さんの撮る写真とメッセージは、理屈よりも早くその魅力を伝えてくれるのではないかと思います。
『埼玉って結構いいかも!』という発見をたくさんすることが、郷土愛につながり地域を良くしようという心になってゆくのかもしれませんね。
これからも埼玉の魅力をたくさん発信して下さいね。いちファンとして心より楽しみにしております^^
内田さん、お忙しい中にご回答頂きありがとうございました!

 

埼玉ぽたぐらふプロジェクト

 

今後もお話し伺いたい方がいっぱいです、ふふふ!
もしも突撃された際には、お時間ありましたらお付き合い頂けるととっても嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました!