「ギャラリーカフェてらこや新都心」週替わりシェフ第3期スタートを取材しました

大宮経済新聞ライター日記
2016.12.26

こんにちは、大宮経済新聞ライターの泉です。
先日「ギャラリーカフェてらこや新都心」をユキさんと一緒に取材しました。

その取材記事は以下の通り。
さいたま・てらこや新都心ギャラリーカフェで週替わりシェフ第3期スタート　-大宮経済新聞

「週替わりシェフ」が第3期に

この日は運営メンバーの大場さん・佐藤さん、シェフの川上さんから主にお話を伺いました。
半年ごとにメンバーが入れ替わる「週替わりシェフ」も第3期となり、5名の体制に。
これまでシェフを経験したいわば卒業生たちは、ここでの体験によって自分の課題が分かり、「自分はやはりお惣菜をやりたい」などと、それぞれ次のステップへ踏み出しているそうです。
「食に関することをやっていきたい」という気持ちは皆共通しているので、いずれは「てらこやシェフ出身」というつながりで何かできたら…とのこと。

シェフ入れ替え制によって多くの人がチャンスが得られる一方、運営側は半年ごとに募集説明を繰り返すたいへんさもあるようです。
その中で「薬草すうぷ屋」の園藤さんは第1期からずっと継続され、「Voyage（ヴォヤージュ）」関さんは第2期の途中から継続中。シェフの希望によって長く続けることもできるとのことです。

これからの課題として、カフェとして地元の農家とつながって、食材の調達もしていきたいそう。
（今もシェフが地元の農園とつながり、県産野菜を使っていることはあるそうです。）
食材やお土産などの物販は今のところシェフが取り扱っていますが、これからはギャラリーカフェセレクトの商品も並べたい、とのことでした。

こちらのカフェならではのものとして、さいたま市見沼区の就労支援事業所「ちひろ珈琲」から仕入れている「てらこやブレンド」があります。１つ１つの豆を手仕事で選別したもので、シェフが変わってもこのコーヒーは必ず提供されています。

カフェスペースにはグランドピアノが置かれ、音楽イベントも時折行われています。12月にピアノ教室の発表会も開かれたそうです。

ギャラリーカフェ＋てらこやラボ＝てらこや新都心

「てらこや新都心」では、カフェスペースの隣の日本家屋（てらこやラボ）で数多くの講座も行われています。講座と食のコラボとして、シェフの料理をランチボックスで提供もしているそうです。ヘルシーな食事をいただきながら、そのまま参加メンバー同士で交流ができます。和室はレンタル利用が可能です。

和室ではほかに、月1回の「てらこや食堂」（地域食堂の取り組み）、図書室での「てらこやライブラリー」（準備中）なども行われています。本の寄付も受付中。講座参加者以外の地域の人も、この場所に来るきっかけが増えそうです。

運営メンバーの大場さん・長谷川さん・佐藤さん。
せっかく並んでいただいたのにブレてしまい、大宮経済新聞の記事に載せられませんでした。ごめんなさい！