重要 2024年1月4日以降のドロップインのご利用につきまして

コワーキングスペース運営者の交流会「Think Coworking vol.1」にコワーキングスペース7F(ナナエフ)として参加しました!

Think Coworkingのオープニングスライド

こんにちは、コワーキングスペース7F(ナナエフ)スタッフのももこです。

10月17日に 福岡県・天神で開催された「Think Coworking vol.1 福岡×全国のコワーキングスペース運営者によるスペース紹介とライトニングトーク」に、コワーキングスペース7F(ナナエフ)として参加してきました。

全国のコワーキングスペース運営者とオーディエンスの交流の場

Think Coworkingは、福岡県内をはじめとする全国のコワーキングスペース運営者とオブザーバーが、ざっくばらんに交流するイベントで、約70~80人の参加者が集まりました。オブザーバーは、コワーキングスペースに興味がある人や、今後コワーキングスペースの運営を検討している人などさまざま。特に参加条件の縛りはなく、気軽に参加できるイベントです。

イベント中は「運営者」「オーディエンス」に分かれた名札を身に付けます。ちなみにこの名札は、Think Coworkingの主催者で、福岡県のコワーキングスペース「DIAGONAL RUN FUKUOKA (ダイアゴナル ラン フクオカ) 」と「 BOOK&CO.(ブックアンドコー)」の運営に携わり、元コワーキングスペース7F(ナナエフ)店長の山下陽子さん手作りです。 「参加者が交流しやすいイベント企画をされるのも陽子さんらしい!」と嬉しくなった私。陽子さんをご存知のコワーキングスペース7F(ナナエフ)利用者さまはお分かりいただけるかもしれません。笑

「DIAGONAL RUN FUKUOKA (ダイアゴナル ラン フクオカ)」のコワーキングスペース探訪もこちらで紹介していますので、このブログとあわせてご覧ください!
【コワーキングスペース探訪 第8回】福岡の「DIAGONAL RUN FUKUOKA(ダイアゴナル ラン フクオカ)」  元銀行オフィスの金庫の中で仕事する!

会場は、元小学校の創業支援施設

今回、Think Coworkingの会場となったのは、天神の繁華街にも好アクセスな創業支援施設「Fukuoka Growth Next(フクオカ グロウス ネクスト)」。元は小学校だったという築90年の建物をリノベーションして造られた官民共同型の創業支援施設です。夕方から開催されたイベントだったので写真は少し暗いですが、外観はほぼ原形のまま残されていました。

Fukuoka Growth Nextの外観

Fukuoka Growth Nextは、スタートアップ企業のためのシェアオフィスやコワーキングスペース、起業や独立に関する無料相談も行うカフェなど、 豊富な設備がそろっているのが特徴です 。現在は、海外人材の就労支援を行う企業など約120社が入居しているそうです。

各コワーキングスペース紹介と、ライトニングトーク大会

Think Coworking vol.1には、全国から約25のコワーキングスペースの運営に関わる運営者が参加。まずは運営者とオーディエンスが向き合うような形で着席し、ペットボトルで乾杯!

特色ある各コワーキングスペースの紹介

コワーキングスペース紹介では運営者の代表者が各ひとりずつ、各スペースの紹介を行いました。

コワーキングスペース紹介のスライド

何より驚いたのが、福岡県内に近年オープンした新規コワーキングスペースの数。今年だけでも 新たに10カ所以上が オープンしたということで、今回のイベントにも多く参加していました。

例えば九州TSUTAYAが運営するコワーキングスペース「BOOK&CO.(ブックアンドコー)」は、約30万冊の書籍に囲まれたコワーキングスペース。ドロップイン(一時利用)として気軽に利用することも、固定席を契約してオフィスのように利用することもできる施設です。

一方で、糸島市にあるコワーキングスペース「糸島よかとこラボ」は、都会から離れた場所で「カッコよく働ける大人とイケてる組織を増やしていきたい」という思いの下、地域の雇用創出にも取り組む施設。

さらにもう一方では、エンジニアやデザイナーなど、クリエイティブなビジネスを展開している人限定で利用できるシェアオフィス「G’s BASE FUKUOKA(ジーズ ベース フクオカ)」など、スペースごとの特色があるのが印象的でした。

私もコワーキングスペース7F(ナナエフ)として、スペースの紹介をしてきました!東京という大都市に隣接する人口約120万人の地方都市さいたま市と、九州地方の大都市として栄える人口約150万人の福岡市とでは、少し立場は異なるかもしれませんが、「働き方改革」「地方創生」「海外人材の受け入れ」など、コワーキングスペースの広がり方からその土地の行政の方針が見えてきたりするのも大変興味深いです。

コワーキング7F(ナナエフ)を紹介する様子

運営代表者を中心としたライトニングトーク

ライトニングトークは、スペースの運営代表を中心とした登壇者によるプレゼンテーションです。コワーキングスペース7F(ナナエフ)の運営代表を務める星野敏邦は、一般社団法人として展開している「一般社団法人コワーキングスペース協会」をテーマに設立背景や活動内容を紹介しました。コワーキングスペース業界の健全な発展のために求められることや、運営者同士のコミュニティ形成など、今年で3期目に入る協会の活動を中心に話が展開されました。

一般社団法人コワーキング協会を紹介する様子

栃木県足利市で「カフェ」を名乗るコワーキングスペース「マチノテ」の運営代表の山田雅俊さんは、ないものを作る「0から1」ならぬ「-1から0へそして1へ」をテーマに、地元でなかなか根付かなかったコワーキングスペースを「できる環境に近づける」という発想を紹介。学生からお年寄りまで、気軽に立ち寄れるカフェ、そして仕事もできるワークスペースという地域に開けた空間にすることが、地方でのコワーキングスペース運営のひとつの手段であるということを事例をもとに紹介されました。

「マチノテ」代表の山田雅俊さん

そのほか、 旅するウェブデザイナー・現役アドレスホッパーとして活動する森山真祐子さんは、泊まれるワークスペースとして「定額制住み放題サービス」を、国内外123拠点を展開する「HafH(ハフ)」を紹介。働き方が変われば、生活の仕方も変わるということをご自身の生活スタイルも交えてプレゼンされました。

旅するウェブデザイナー・現役アドレスホッパーとして活動する森山真祐子さん

お土産を囲みながら交流会

交流会では、運営者とオブザーバーの垣根を越えて参加者がざっくばらんに交流しました。会場には、福岡県内外からのお土産も並びました。

交流会の様子

多くのコワーキングスペースができることで、利用者としての選択肢は広がりますが「スキルやビジョンをもった人材が分散してしまうという課題感もある」という声もありました。地方都市で展開するコワーキングスペースだからこそ、スペース同士が良い繋がりをもって連携し合うことで、利用者同士の交流も生まれそうです。

さまざまな働き方が浸透していく中で新たに見つかる課題解決の場としても、Think Coworkingをはじめとしたコワーキングスペース勉強会・交流会が大切になってくるかもしれません!

一般社団法人コワーキングスペース協会


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