北浦和のヘアサロン「TOMOS」を取材しました
こんにちは。コワーキングスペース7F(ナナエフ)を運営する株式会社コミュニティコムが運営する地域メディア媒体「大宮経済新聞・浦和経済新聞」のライターの矢島です。7月から記者として仲間入りしました。どうぞよろしくお願いします。
7月12日に開店から4周年を迎える、北浦和のヘアサロン「Hair&Life Style TOMOS」(ヘア&ライフスタイル トモス)を取材してきました。たくさんの思いをたっぷりお伺いしてきましたので、記事ではお届けできなかったお話やお店の様子をご紹介します。
浦和経済新聞の記事はこちら
北浦和のヘアサロン「TOMOS」が4周年 花店やカフェとコラボした記念イベントも
https://urawa.keizai.biz/headline/696/
独立の地として北浦和を選んだ理由
TOMOSは、オーナーの駒崎さんご夫婦が2人でスタートしたお店です。
都内で美容師として活躍していた真史さん、アパレル業界で販売を中心にお仕事をなさっていた祐希子さんは、共に埼玉県のご出身。それぞれに充実したキャリアを積む中で結婚、そして今後の生活を考える中で、地元である埼玉に戻り自身のお店を持つことを現実的に描くようになったと言います。
妻の祐希子さんは一度キャリアにピリオドを打ち、真史さんの独立を二人三脚でサポートすることに。まずは二人で歩き回って数えきれないほどの物件を見る中で惹かれたのが「北浦和」という街でした。
「ここで営まれるお店も、暮らす人々も、みんな丁寧に日々を送っているという印象だった」と話す真史さん。「自分が構える店は、ファミリーがそろってゆったりできる空間にしたい」と思っていたそのイメージと、北浦和という地の雰囲気がマッチしたのだと言います。
そして2017年の7月、念願の店舗をオープンしました。
お子さまもママもパパも、のびのびできる空間
取材してみてまず目に入ったのは、ウェイティングスペースの脇の壁一面に自由に描かれた落書きの跡!
「うちの子が描いたものなんです」と祐希子さんが笑って教えてくれました。
TOMOSがスタートしてから間もなく、お二人の間にはお子さんが産まれ、出産後3~4カ月のお休みを経てから祐希子さんはお店に復帰。つい1年ほど前まで我が子同伴で出勤していたのだそう。
「うちの子は営業中も床をハイハイしていたんです。だんだん大きくなる様子もお客様たちに見守っていただいて、この落書きもその一環。ダメって言っても、1歳くらいってわからなくていつのまにか描いちゃうでしょう?」と優しく話すそのおおらかな様子は見習いたい限り!
こちらの写真も、よく見ると観葉植物にかわいい折り紙の虫たちが・・・。お客さまのお子さんが折ったものを貼り付けたのだと言います。
記事中でも紹介した通り、祐希子さんはお店のオープンに合わせて保育士資格まで取得。お子さま連れのお客様を心からおもてなしできるよう得た知識に、ご自身の子育て経験も加わることで、上辺だけではない「真のキッズウエルカムな空間」を生み出しているのだなぁ、と思わされました。
(とはいえ、いまでは若いお客さまも増え、男性客も3割ほどになっているそうです。お子さまの有無に限らずくつろげますよ)
ぜひ体験したい「ヘッドスパ」
そしてもう一つ、グッと興味を惹かれたのが個室のシャンプールーム。中でも、こちらで施術される「ヘッドスパ」にはファンも多いのだそう。
文字数の関係で記事中ではご紹介できなかったのですが、このヘッドスパ、お話を伺うだけでも気持ちよさそうで、私もついつい前のめりでたくさん質問してしまいました。
TOMOSにはいわゆる「トリートメント」というメニューはないのだと言います。というのも、長く通ってもらいながら髪の素地となる頭皮からしっかりとケアしていくことが、本当の美しい髪につながる、と思っているから。
そんな考えから提供するヘッドスパは、なんと最低でも40分~というこだわりよう!
たっぷりと頭皮の内部までしっかり刺激を与えて血流を促進するので、全身がポカポカしたり、夜ぐっすり眠れたりという効果まで実感するお客さんが多いと言いますから、興味津々です。
元々行きつけの美容室がある方でも、ヘッドスパを目当てにTOMOSまでわざわざ足を運ぶ方が少なくないと言います。最近では夜一人で極上の時間を味わいにくるママさんや、余りの気持ちよさに父の日や誕生日の「プレゼント」として家族の分を予約するお客さんも。
*ヘッドスパのみ利用の場合、シャンプーブロー込みで5500円
ライフスタイル発信基地として
私はこれまで、美容院に通う=「見た目のメンテナンス」と共に、「自らの変身願望を満たす」ためのものだと思っていました。
けれども、TOMOSとお客様の関係はどうやらそれだけではなさそう。
「生活の中に自分なりの句読点を打つ」、あるいは「今日からの暮らしが少し変わるような気づきを受け取る」ための優しい場所として、この地に根付きつつあるのかもしれません。
「この店を始めてから、僕自身もさいたま市の素敵なお店をどんどん知る機会に恵まれています。コラボ企画や雑貨などを通してたくさんの素敵なお店をご紹介することで、お客様が新たに知ったお店に足を運ぶ。そんな人の流れを生み出して、新たなライフスタイルのきっかけにできたら」と真史さんはお話してくださいました。
押しつけがましくなく、でも明日が変わるようなたくさんのヒントを、お店のありたこちらにちりばめてくれているTOMOS。
私も近々、まずはヘッドスパに伺いながら、非日常を堪能してきたいと思います。みなさんもぜひ一度、いかがですか?
最後になりましたが・・・TOMOSさん、4周年おめでとうございます!
Hair&Life Style TOMOS
さいたま市浦和区北浦和3-7-3石井ビル2F
コワーキングスペース7F(ナナエフ)のある大宮もヘアサロンが多くあり、どこに行こうか迷ってしまいます。行きつけのサロンがある方もいると思いますが、こんな素敵なヘアサロンなら行ってみたくなりますね。
空間運営のお手本にもなりそうです。
在宅勤務やコワーキングスペースでのリモートワークの気分転換にいかがですか?