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こんにちは。
大宮駅東口でコワーキングスペース7F(ナナエフ)を運営する株式会社コミュニティコムによる地域メディア媒体「大宮経済新聞・浦和経済新聞」のライター・矢島です。

    

「食パン3斤でなんと200円」など、その激安ぶりで話題になっている「コスゲパン」。つい最近テレビにも取り上げられていたので、ご存じの方も多いかもしれません。そんな「コスゲパン」が、埼玉初上陸。

    

9月にオープンした直営店「1・2・3CLUBHOUSE MEGA 浦和店」を、浦和経済新聞で取材しましたので、こぼれ話を「編集後記」としてお届けします!

     

浦和経済新聞の記事はこちら
浦和に給食用パン工場の直営店 店内全商品が当たるくじ引きイベントも
https://urawa.keizai.biz/headline/720/

    

全ては現社長の単独行動から始まった

   

埼玉初出店の浦和店

    

取材当日お話を伺ったのは、小菅製パン5代目社長の小菅大輔さん。「社長」と言えば、ついつい身構えてしまいがちですが、ところが小菅さんはなんともユーモアにあふれた方!さまざまなお話を包み隠さず正直に、そして面白く語ってくださいました。
    

もともとは給食パンを専門にしていた小菅製パン。昔はお店を出した時期もあったようですが、思ったほど芳しくない状況に置かれた歴史もあったので、近年は「出店する」ということには決して前向きではなかった、という背景があった様子。

    

ところが、10年ほど前、予想外の形で転機がやってきました。

    

その頃起きた出来事が、記事中にもご紹介した「幼稚園給食」の発注。小中学校給食パンばかりだった工場にとって、新たな売り上げにつながるお話だと試作に移りますが……そこで出たのが、大量のロス。

    

専用の給食用弁当箱には、もともと仕切りがついていて、しかも園児向け。主食スペースはただでさえ小さいうえに、なんとご飯とともに、パンをそこにつめなくてはいけない、という制約付きだったのだそう。

       

「ただほったらかしておいただけでも生地が膨らむのがパン。それを焼いて、指定の小さなスペースに入れるというのは想像以上に難しく、当初は例えば1万個正規品が焼き上がる裏側で2万個のロスが出る、という比率でした」と小菅さんは振り返ります。

    

    

ダイナミックな「メガBUKURO」はコンテナいっぱいの袋のサイズで400円!

    

ホカホカの焼き立てパンは、ただ大きさが合わなかっただけ。捨てるのはもったいないし、ごみ処理コストもかかる……ということで「無駄になるよりは」と小菅さんが一人で工場の軒先に立ってパンを売り始めたといいます。

    
初日の売り上げは2万円弱。それでも告知がない中「売れた」ことに手ごたえを感じ、翌日、翌々日も軒先に立ち始めると、徐々に売り上げは伸び、社内の協力者も増えていったのだとか。これが、コスゲパンの代名詞ともなっている「訳ありパン」販売のスタートでした。

    

工場での直売は現在も続いていますが、いまや150人ほどの行列ができるほどの人気イベントになっているのだそう。

    

幼稚園給食の発注がなかったら。そして、一人で軒先に立つ小菅さんの姿がなかったら。「今の直営店はなかったね」と小菅さんは笑っておっしゃいます。

      

ロスを「出すな」から「出してもいい」に大転換!

  

社長の似顔絵が目印の「悪マン10」(250 円)はチョコあん入り。レンジで軽く温めても。

       

10年以上パンの製造実務にかかわった経験もあるという、現社長の小菅さん。

先代、先々代は「ロスを出すな」と現場に口酸っぱく言っていたそうですが、実際製造にかかわった小菅さん曰く「それは無理だ」と感じだのだそう。

「ロスが出るのは仕方ない。だから僕は『ロスを出してもいい』と言うようになりました。『責任もって全部売ってやる。その代わり、早く商品を形にしろ』と言うようにしたんです。『ロスを出してはいけない』と言われると、失敗を恐れて現場は挑戦できなくなる。ところが規格外品を活用できる直売という選択肢を手にして、現場の人間たちも安心して挑戦できるようになり、結果としてロスもぐんぐん減りました」。

    

経営者として当然の考え方をぐるりと裏表ひっくり返して、「コストを抑える」から「コストを売り上げに変える」ことに成功したお話は見事で、お話を聞く側もとてもワクワクしました。

    

   

こちら全部で、なんと1500円弱!買い物袋はずっしりした重さです。

    

実はコスゲパンで製造されるパンは、毎日およそ60種類!

     

さらに、「梨パン」「宇宙カボチャパン」など、「ご当地の名産品などを活用したオリジナルパンを作ってほしい」という相談を受けることも少なくないのだとか。1校のみ、しかもたった1日のために、レシピを開発してラインを組みなおし製造するのは、すさまじい手間がかかりそうです。

        

「大手企業では難しいことを受けていくのが我々の生き残る道ですから」と小菅さんはおっしゃいますが……いやいや、むしろ「失敗してもいいから、早く商品を形にしろ」という姿勢があったからこそ、様々なアイデアに柔軟に対応できる今があるのだろうと思わされたのでした。

   

    

なんと、「訳ありパン」ではなかった!?

  

子どもの顔くらいありそうな「浦和最強!あんぱん」や「ジャンボメロン」はSNSでも話題に

      

さて、そうしてお店の取材を進めていく中、小菅さんの口から出たのは、驚きの言葉。

   

「ちなみに直営店に並んでいるのは、訳ありパンじゃありませんよ。すべて正規品です」。

    

取材の下調べの時から「訳ありパン」というキーワードに引っ張られていた私は思わずびっくり。だってこの価格、尋常じゃありません!

    

「もちろん、今だって作れば必ずロスは出ますが、そちらは工場の直売や、イベントで大量のパンが必要なときにプラスして活用したりしています。直営店は正規品。設備も整っている上に、店が増えて大量生産もできますし、そんなに高く売ったってしょうがないじゃないですか」と小菅さん。

    

確かに、おっしゃるとおり。さらに小菅製パンは「給食」「病院食」に提供されているという安心感もありますから、安く売っても信頼感は崩れることはなく、こうしてむしろ話題にもなっているわけです。長年製造を行ってきた歴史ある企業ならではの強みを生かした判断に、ぐうの音も出ませんでした。

    

そして、安いとはいえ、ただ定番のパンを売るだけではないのがこのお店のもう一つの強み。

   

POPの向こうに透けて見えるハムカツの厚さは迫力満点!

      

例えば、このハムカツサンド。
ハム部分の厚さだけでも、なんと1.5cm!

   

コロッケは幅20cm以上!

  

コロッケサンドは、パンでコロッケを「挟んでいる」というより、パンが申し訳程度に「引っかかっている」と言った方がよさそう……。

    

「このパッケージは、僕の似顔絵だそうです」
「このパンは、次にこんなネーミングの新作に切り替わるんですよ」と、その語り口はとても楽しそうで、遊び心をもって個性豊かなパン作りに邁進している姿勢をひしひしと感じる、そんなひとときでした。

   

    

  

平日限定のおみくじ企画は今後も継続されるかも!?

     

記事中でもご紹介した通り、浦和店では不定期で、店内全商品が当たるという太っ腹なくじ引きイベントを実施しているほか、取材した時期はサンドイッチ2個以上の購入者を対象に、平日限定のおみくじイベントも開催中でした(開催内容が変更になる場合あり)。なんと「大吉」は、お会計が半額になるそう(ちなみに私は小吉でした)!すべてのおみくじが1本ずつ入って、6分の1の確率で大当たりが出る仕組みですから、ついつい熱くなってしまいました。

     

  

浦和出店を機に埼玉の熱を感じた小菅さんは「これからは埼玉にもっと注力していきたい」と言います。ぜひ、そうしていただけたら嬉しいですね!

    

この度はお忙しい中、取材にご協力いただき、ありがとうございました!

   

    

1・2・3CLUBHOUSE MEGA 浦和店
埼玉県さいたま市緑区原山4-3-3 地下1階
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コワーキングスペース7F(ナナエフ)を運営する株式会社コミュニティコムが運営する媒体・大宮経済新聞・浦和経済新聞はニュース媒体です。地域の身近な話題を取り上げてお届けしていますが、「ニュースは簡潔に・記者の主観は書かない」というルールが当然あります。でも、取材をしているとメインのできごと(=ニュース)の裏にいろいろなドラマがあることが分かります。実はそこがとても面白いのですが、敢えてぐっと我慢して淡々とニュースに仕上げます。今回のコスゲパンの裏話、企業ストーリーとしても面白いですし、社長の個性があふれ出て最高です。

  

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この記事を書いた人

コワーキングスペース7Fを運営する株式会社コミュニティコムが運営する「大宮経済新聞」のライター編集部です。大宮経済新聞は、大宮周辺の街情報のメディアで、Yahoo!ニュースやdocomoニュースやJR東日本アプリなどにコンテンツ配信もしているWebサイトです。大宮経済新聞のライターの編集後記として書いています。



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