岩槻駅近くにオープンしたポケ丼専門店「POKE-YA(ポケヤ)」を取材しました
こんにちは。大宮駅東口でコワーキングスペース7F(ナナエフ)を運営する株式会社コミュニティコムによる地域メディア媒体「大宮経済新聞・浦和経済新聞」のライター・鎌塚と申します。
今回、岩槻駅近くにオープンしたポケ丼の専門店「POKE-YA(ポケヤ)」さんに伺いました。こちらでは取材時のこぼれ話を編集後記として記したいと思います。
大宮経済新聞の記事はこちら
岩槻にハワイ料理・ポケ丼専門店「ポケヤ」 スプーンで食べる海鮮丼提供
https://omiya.keizai.biz/headline/1826/
生活に溶け込む気軽なポケ丼店を目指して
駅の東口から出て、複合施設の「ワッツ岩槻」をとおり抜けると大通りに出ます。そこから少し歩いたところにPOKE-YAさんはあります。
ポケ丼は主に海鮮を具材としたハワイの丼料理。味のバリエーションが豊富なことやファストフード的な立ち位置であることが日本の海鮮丼との大きな違いです。POKE-YAは日本人の舌に合わせつつ、ポケ丼の気軽さを取り入れた丼料理を、という志のもと2024年1月16日にオープンしました。
小さな気づきが大きな一歩に
今回取材に伺ったのはお店の中休みの時間。ドアを開けると、おしゃれな照明とアーチ壁が印象的な暖かい空間が広がり、店主の三浦京さんが笑顔で迎えてくださいました。
お話を聞く中で印象的だったのは、その行動力でした。
お店を始められた経緯は記事にあるとおりですが、きっかけとなったのは「海鮮丼を食べる時、なぜ皆食べ方が違うんだろう?」という小さな疑問だったそうです。自身が海鮮丼を食べているときに周りを見渡すと、タレを最初から全てかける人、かと思えば刺身に少しずつつけて食べる人、さまざまだなと思ったのだとか。そこから「誰にとっても食べやすい海鮮丼とは?」と考えるようになり、出店に至ったとのことでした。
生活のなかで小さな疑問を抱くことはよくありますが、たいていはすぐに忘れてしまう気がします。些細な「なぜ?」からお店を出すまでに至るフットワークの軽やかさに驚くと同時に、どんなことも夢を抱く第一歩になると気付かされました。
また、京さんがお店を開きたいと伝えたところ、ご家族もすぐに了承し、開店に向けての転居も二つ返事で決まったそうです。日頃から築かれた信頼が夢を形にしたのだろうなと、勝手ながら暖かい気持ちになりました。
彩り豊かで目にも楽しいポケ丼
取材にあたり、看板メニューの「スペシャルポケ丼」をいただきました。主に大宮市場から仕入れたたくさんの魚介に、岩槻産のサラダホウレンソウをはじめパプリカや枝豆など、海鮮丼には珍しい野菜が合わさって見た目にも楽しい一品。
実際に食すと、マグロやイクラのねっとりとした食感が舌触りよく、野菜のシャキシャキ感も重なってとてもおいしかったです。食べすすめると違う食材が次々に口に入るのが楽しく、特製のジュレソースや漬けだれの風味もよく、最後の一口を名残惜しく感じつつもあっという間に完食してしまいました。
「ご縁」を大切に夢を育てる
馴染みの飲食店の方とともにメニュー開発をされていたり、近隣のお店からアドバイスをもらったりなど、「ご縁」でここまで来られたと三浦さんはおっしゃっていました。今回の取材も「これもご縁だから」と終始明るい雰囲気の楽しい時間となりました。
「夢は大きく、将来はすべての県庁所在地に店舗が出せるようになりたい」と微笑みながら未来を語られる姿にこちらもパワーをいただいてお店を後にしました。
美味しいポケ丼と明るい店主が迎えてくれるPOKE-YAさん、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
POKE-YA
埼玉県さいたま市岩槻区本町3-3-8
https://www.instagram.com/poke_ya0116/
コワーキングスペース7F(ナナエフ)を運営する株式会社コミュニティコムが運営する地域メディア「大宮経済新聞」と「浦和経済新聞」では、地域の身近なニュースを平日1本配信しています。ライターさんが足を運び丁寧に取材して記事にしています。写真もたくさん撮ってきますので、ニュースに載せきれなかったものをこちらの編集後記で公開しています。ニュースと編集後記と合わせて読んでお楽しみください。