大宮西口にオープンしたベーグルと焼き菓子と珈琲のお店「円花~わっか~」を取材してきました!

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こんにちは。

大宮駅東口でコワーキングスペース7F(ナナエフ)を運営する株式会社コミュニティコムによる地域メディア媒体「大宮経済新聞・浦和経済新聞」のライター・丸山です。

7月12日にオープンしたベーグルと焼き菓子と珈琲のお店「円花~わっか~」を取材してきました。オープン直後から注目を集め、ベーグルは連日午前中で完売してしまうほどの人気となっています。店長の福岡さんにオープンまでの道のり、商品やインテリアへのこだわりを伺ってきました。

大宮経済新聞の記事はこちらです。
大宮駅西口にベーグル店「円花」 焼き菓子やコーヒーも提供(大宮経済新聞)
https://omiya.keizai.biz/headline/2002/

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やさしい色合いのカウンターに自慢の味が並ぶ

「円花」ができるまで

 大宮駅西口から徒歩4分。サクラスクエアを左手に見ながら歩いていくと、真っ白で大きなポスターがぱっと目を引きます。ソニックシティからも見える好立地に、ベーグル、焼き菓子、珈琲という誰もが気になるラインナップがそろっているとなれば、通り過ぎるのは至難の業ですよね。


 店長としてこのお店を切り盛りするのは、福岡忍さん。子育ての合間、ご近所さんに誘われて通い始めたパン教室をきっかけに、パン作りの奥深さにすっかり魅了されました。やがて一念発起し、自らもパン教室を開講。15年間にわたり、おいしいパンやお菓子だけでなくお喋りや笑顔があふれる空間として、多くの人に愛されてきたそうです。


 そんな福岡さんがお店を開くきっかけとなったのは、覺組(さとるぐみ)の代表取締役・福田美香さんとの出会い。共通の友人を通じて知り合い、5年前にカフェ事業部立ち上げの話を打診されたものの、当時は子育てとの兼ね合いもあり検討中のままコロナ禍に突入。「話は立ち消えになったかな」と思っていましたが、福田さんはずっと準備を進めていてくれたのだそうです。


 出店場所は、福田さんが生まれ育った大宮区桜木町。そんな背景もあって、「地元の方が気軽に立ち寄れたり、大宮を代表する手土産として誰かに紹介したくなるようなお店を作りたい」という想いが、福岡さんと福田さんの中で自然と一致していったのだそうです。

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上2段にベーグル、下段に焼き菓子がずらり

看板商品は、自信を持ってすすめられる「ベーグル」

 看板商品を決める際、当初は店舗スペースの関係もあり、冷凍のパン生地を導入する案もあったそうですが、「これがうちの自慢の商品です」と胸を張っておすすめするには、やっぱり一から自分たちで作ったものでなければ――そんな思いから、最終的に選ばれたのが生地さえしっかり作り込めば多彩なバリエーションを展開できるベーグルでした。


 ベーグルはお店によって食感が大きく異なるパン。もともとパン屋巡りが好きだった福岡さんは、人気店を参考にしようかと考えたこともあったそうですが、「他店に引っ張られてしまっては、自分の理想や個性がぶれてしまう」と思い直し、「円花のベーグルは、もちゅっとした食感が特徴」と自らのスタイルを確立しました。

 豊富なフレーバー展開も、このお店の魅力。福岡さんは無類のホワイトチョコ好きとのことで、ホワイトチョコだけでも無限に組み合わせが思い浮かぶそう。総菜系や季節の味も含めバリエーションを考えるのはひと苦労ですが、頼りになるのが製造スタッフの存在。パン作りの経験豊富な仲間たちが、自分一人では思いつかないような組み合わせを提案してくれるのだそうで、日々刺激をもらっていると話してくれました。販売されるフレーバーは季節によって変わるとのこと。これからの展開も楽しみですね。

 ちなみに私は今回、スタッフさんおすすめの「白玉あん」と「枝豆ベーコンチーズ」を購入。抹茶生地の「白玉あん」は、大きくてやわらかい白玉と、甘さ控えめのあんこがたっぷり包まれた一品。「枝豆ベーコンチーズ」は、表面が香ばしいチーズに覆われ、ゴロッと入った枝豆とベーコンが贅沢。どちらもボリュームがあるのに、もちゅっとした生地が食べやすく、気づけばペロリと完食していました。次はぜひ、シンプルなプレーンタイプをじっくり噛みしめて、生地そのものの風味も楽しんでみたいと思います。

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今後の新フレーバーにも期待
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食器にも福岡さんのセンスが光る

焼き菓子や珈琲にも、一切の妥協なし

 自宅で焼き菓子の試作を重ねてレシピを固めたものの、お店のオーブンではうまく焼き上がらず、悩んでいた時期があったそう。そんなとき、幼い頃から福岡さんの味をよく知る娘さんに試食してもらったところ、開口一番「これ、本当にお母さんが作ったの?」というひと言が。
 

 その言葉にハッとさせられ、「自分の味を大切にして進んでいかなくては」と改めて思い直したといいます。その後、配合や工程を何度も見直し、ついにお店の設備でも納得のいく味を再現できるように。私もいただいたショートブレッドは、シンプルな材料ながら粉や砂糖に妥協のない丁寧な仕事が感じられ、風味豊かで個性的なおいしさに驚かされました。

 福岡さんは、もともと大宮駅西口周辺で「バリスタが丁寧に淹れてくれるコーヒーを出すお店が少ない」と感じていたそう。そこで自ら1年間バリスタ研修に通いラテアートや抽出についてしっかり学んだうえで、バリスタ経験者のスタッフも採用。導入したエスプレッソマシンの出力が強すぎてラテアートがうまく描けないトラブルも、試行錯誤を重ねてクリアしたのだとか。本格的なコーヒーを提供するための土台は、そんな地道な努力の上に築かれています。

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目の前で淹れてもらえる珈琲は格別

こだわりの詰まった空間づくり

 店内の内装や配置には、福岡さんの意見がしっかり反映されています。たった7坪という限られたスペースに、厨房とイートインスペースを両立させるには、かなりの工夫が必要でしたが、福岡さんの頭の中では「こうしたい!」というイメージが最初から明確だったそう。何度も相談と修正を重ね、ようやく理想のレイアウトに辿り着きました。自動ドアを入ってすぐに商品棚とレジを配置することで、ベビーカー利用やペット連れのお客様も入りやすく、気軽に利用しやすい導線になっています。


 そして、空間の雰囲気づくりに欠かせないのがインテリア。レジカウンターには福岡さんが自分の足で探し歩いてようやく見つけたアンティークの家具が使われており、バリスタ側のカウンターにはなんとアンティークのドアを活用しているのだとか。当初はオーダーメイド家具を検討していたものの、「アンティークならではの風合いを取り入れたい」という福岡さんのこだわりが勝ったそうです。そのこだわりは、テーブルや椅子などの細部にも表れています。一点一点妥協せずに選ばれた家具たちに囲まれると、居心地の良さがじんわり伝わってきます。ぜひイートインで、その空気感を味わってみてくださいね。

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ほっと一息つける落ち着く店内

 取材を通じて印象的だったのは、福岡さんの「トライ&エラー」を楽しむ姿勢でした。 「オープンしてお店が完成するのではなく、スタッフやお客様と手を取り合って、これからも一緒に成長し続けられるお店にしていきたい」と語ってくれた福岡さん。そんな福岡さんの思いとこだわり、そしてアンティーク家具が作り出す豊かな空間。ぜひ一度足を運んで、味わってみてください。きっと、誰かに教えたくなるはずですよ。


ベーグルと焼き菓子と珈琲のお店「円花~わっか~」
埼玉県大宮区桜木町2丁目191-4
https://www.instagram.com/wacca0712/


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