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「北海道コワーキングパーティ2014」に参加して、札幌市に現在あるコワーキングスペースも全て回りました1泊2日。(その1)

こんにちは。コワーキングスペース7Fの星野邦敏です。

北海道経済産業局と札幌市役所と北海道大学にお声掛けいただきまして、「北海道コワーキングパーティ2014」に講演と参加をさせていただきまして、1泊2日で札幌市に行ってきました。

「北海道コワーキング・パーティ2014」の開催について|経済産業省北海道経済産業局

札幌コワーキング・サポーターズ(事務局:北海道経済産業局)では、平成26年10月2日に、「北海道コワーキング・パーティ2014」を開催します。
3回目の開催となる今年は、「創業に繋がるコワーキング」をテーマに、創業の場作りのヒントとなるセミナーやコワーキングスペース利用者によるアイデアプレゼンを通じ、コワーキングスペースの利用促進と新たなビジネスの創造、地域の活性化を目指します。

「北海道コワーキングパーティ」は行政主導で毎年開催していて、今回が3回目ということです。


「北海道コワーキングパーティ2014」の前後では、現在札幌市にある全てのコワーキングスペースを見学に回って運営者とも話し、また、大学を卒業したてで起業して明日オープンというゲストハウスに行ったり、築年数の経っている雑居ビルの活用として有名なビルを見学したり見聞きしたりしました。

ここから2・3回にわけて、「北海道コワーキングパーティ2014」に参加して、札幌市に現在あるコワーキングスペースも全て回りました1泊2日の記事を書きたいと思います。

「北海道コワーキングパーティ2014」では、まずは、「神山プロジェクト~良質でクリエイティブな場を創る~」というタイトルで、NPO法人グリーンバレー理事長の大南信也さんのお話が約30分間ありました。
イン神山 – 神山 アートで まちづくり
GreenValley Inc. – Facebookページ
徳島県の神山町には私は行ったことがまだありませんが、お話は以前から聞いたことがあって、その運営側の人のお話で、とても参考になりました。


具体的には、既に過疎化している地域においては、IターンやUターンを進め移住者を増やすと同時に、産業や仕事を作り雇用を生み出す、という流れと理解して、先日にお伺いした兵庫県の丹波市の市議会議員の横田さんや前川さんが取り組んでいる「みんなの村」に近いなと個人的に感じまして、私達の活動拠点の埼玉県さいたま市とはまた別のフェーズが必要と感じました。
みんなの村
みんなの村 – Facebookページ
おそらくは北海道札幌市や埼玉県さいたま市はいきなりコワーキングスペースでも成り立つのですが、一定の人口以下の地域だとまずはプレイヤーをその地域に集める必要があると考えました。
あとは、地域という大きい枠組みだけでなく1つのコワーキングスペースでもそうですが、人が根付くには仕事があり雇用があり交流があることが前提と改めて思いました。
一定の人口以下の地域では、そのために、まずは衣食住から整える街づくりから始まり、その上で、人口流入を増やし、産業や仕事を創出して雇用を創出して交流を生む、というのは、お話を聞く以上に大変なのではないかと思いますが、それを実現できているのは凄いなと思いました。

その後に、私、星野が、「コワーキングスペース7Fを運営する目的、成功させるために取り組んだこと、運営して出てきた課題など」というタイトルで、約30分間、お話をさせていただきました。
私が話した内容などは札幌経済新聞さんがまとめてくださっていましたので、そちらをご覧ください。
札幌でコワーキングパーティ-道内外の運営&利用者が体験をシェア – 札幌経済新聞
コワーキングスペース「7F」を紹介する星野邦敏さん(2014-10-06) – 札幌経済新聞

その後は、
「さっぽろ大通コワーキングスペース ドリノキ」
「札幌ものづくりオフィス&カフェ SHARE」
「コワーキングスペースあさひかわ37」
「育てるコワーキング札幌」
という札幌にあるコワーキングスペースの利用者さんが、自分達のコワーキングスペースの紹介や自分達の事業プレゼンを、ライトニングトークのような形で行いました。


コワーキングスペースの紹介を運営者ではなくて利用者が行なうというのが面白いなと思うと同時に、そうなったら空間としても成立するんだろうなと感じました。

イベント後は、サッポロビールの工場跡地というサッポロファクトリーの中で懇親会がありました。懇親会では北海道のコワーキングスペース運営者や利用者さん、また、行政の人達と交流ができて、北海道特有のお話が聞けて参考になりました。懇親会でのお話の中で、北海道は、補助金や助成金が他の都道府県より多い印象で、それ前提に物事を考える印象を持ちまして、そういう発想は東京でビジネスを興す創業者にはなかなか無いので、そういう考えもあるのかと勉強になりました。また北海道は気候として冬は寒いのでその点においてコワーキングスペースの集客や光熱費コストの季節変動が大きいようで、そういうことも関東ではあまり無いので、特徴的な点だなと思いました。


実は、私のノートパソコンはLenovoなのですが、電源コードが断線してしまったみたいで札幌についてからパソコンの充電ができなくなっていました。そうTwitterに書いたらWordPress関係で友人のヒロマサさんがわざわざ電源コードが余っていたということで持ってきてくれて、電源コードをいただいてしまいました。ありがとうございました!

「北海道コワーキング・パーティ2014」を主催された札幌コワーキング・サポーターズ(事務局:北海道経済産業局)さんのFacebookページに集合写真がアップされていましたので、Facebookページを埋め込む形でご紹介します。

講演者としてアウトプットしただけでなくて、インプットも豊富に出来たので、明日からの7Fの運営にも活かしつつ、コワーキングスペース7Fのスタッフにも情報共有したいなと思いました。
お声掛けいただきまして、ありがとうございました!

次の記事以降で、「北海道コワーキングパーティ2014」の前後では、現在札幌市にある全てのコワーキングスペースを見学に回って運営者とも話し、また、大学を卒業したてで起業して明日オープンというゲストハウスに行ったり、築年数の経っている雑居ビルの活用として有名なビルを見学したり見聞きしたりしましたので、それらのことについて書きたいと思います。