キッズケータイより便利!格安SIMより安く、月の通信料が300円のキッズスマホを作ってみました!
こんにちは!コワーキンスペース7Fスタッフのリエです!
新学期、お子さんのいる方は色々新しく準備するものがあったり大変ですよね!
子どもにケータイを持たせるか?という悩みを持つ場面もあるのではないかな思います。
うちの場合ですが、小学校低学年なので、キッズケータイを持たせるには早いけど、一人で出かけた時に所在確認したいなと悩んだ結果、家にあった中古のAndroidスマホ(いわゆるSIMカードを抜いた状態の「白ロム」と呼ばれているスマートフォン端末)とあまり使っていなかったタブレットのデータSIMを使ってキッズ用の見守りスマホ、キッズスマホを作ってしみました!
キッズケータイから一気にキッズスマホにランクアップしました。でも便利な物になったと思うのでご紹介します。
準備したもの
Androidスマホ
Android携帯はdocomoのN-03Eです、家族が機種変した為お家に眠ってました。
データSIM(SMS機能付き)
NMPした時に本体代がかからないので契約したタブレットものです。データ通信料はdocomodで使用中のスマホのシェアパック分から使用している形になっています。docomoの場合は、「2台目プラス」としてシェアオプション定額料(500円/月)のみ掛かります。この500円も他の割引オプションと組み合わせて300円くらいになっている印象です。
キッズスマホにするために入れたアプリ
LINE
音声通話機能はないので、通話はLINEを利用します。
LINEは知らない人とも繋がれるアプリですが、設定を変更すれば知り合いとしか繋がれなくなります。
LINEで繋がっていいのは家族と親戚だけ、家以外ではビデオ通話は禁止というルールで運用します。
LINEに登録する時にSMSが必要になります。SMSが使えない場合、Facebookアカウントを使って登録する方法もあるそうです。
あんしんモード(docomo向け)
アプリ利用をロックできるアプリです。まもるぞう+というアプリの方が低年齢向けには使い勝手はいいのですが有料だった為こちのアプリでロックしています。
利用できるアプリの設定としては、利用時間を指定(6時〜20時の間)。LINE・カメラ・画像のギャラリー以外のアプリや機能は全てパスコードを入れないと利用できないよう設定しました。
Androidデバイスマネージャー
Googleアカウントと紐づけされている端末を、PCや他の端末から探すことができます。本来目的としては、自分のスマホをなくしたり置き忘れた時に利用するのですが、Googleアカウントを取得し親が管理する事で位置情報をチェックできるようになります。もともとは、置き忘れたスマホを探す為のアプリです。
同じようなアプリや、利用料金はかかりますがもっと高性能なアプリもあるみたいです。
・安心アクセスAndroid(au向け)
・スマモリ
・i-フィルター
・まもるゾウ+
など、 色々なアプリがあるので、利用頻度や使用者の年齢に合わせてアプリを選んだ方がいかもしれませんね。
うちの場合、小学校低学年なので、完全に親の管理下に置けますが、小学校高学年や中高生の方がもっと考えてアプリを選んだ方がいいと思います。
子どもにスマホを持たせる場合、有害サイトをフィルタリングする必要があると思いますが、webサイトの閲覧の自体を制限しているので設定しませんでした。
というわけで、下の要件を満たすキッズスマホができました!!
というわけで、「中古のAndroidスマホ」と「データSIM」と「アプリ」を使って、docomoのシェアオプションと組み合わせて月々の通信料はそのオプション料金のみで、下の要件を満たすキッズスマホができました!!
・LINEとカメラしか使えない
・利用時間は朝6時〜夜8時までに制限
・位置情報が他の端末から確認できる
メリット
・今までWi-Fi環境で使える端末は触らせていたのですが、専用で外でも使えるのが嬉しい様子。
・以前からデジタルカメラが欲しいと言ってましたが、スマホのカメラで十分満足したようです。
・遠方の祖母と日常のささいな内容ででもLINEメッセージで気軽にコミュニケーションを取れるようになって嬉しい様子です。
デメリット
・LINEスタンプを欲しがります。勝手に購入はできませんが、スタンプストアを見られないようにはできないみたいです。
・古いAndroidなのでバッテリーがあまりもちません。平日の放課後の外出なら良いですが、休日のお出かけの場合1日持たなそうなので途中で充電が必要かもしれません。
親としては、子どもが1人で出かけた時に連絡手段があり、位置情報も確認できるので今までよりちょっと安心かなと思いました。
最近でも維持費がほとんど無いようなキッズケータイもあるのですが、位置情報を確認するには別にお金がかかったりするようなので、とりあえず家にあるものを利用してみました!
音声通話はできないため、110や119の緊急発信はできないですが、格安SIMのデータプランを利用しても同じ様なものが作れると思います。
小学校高学年や中高生に安くスマホを持たせる方法にも応用できるのではないでしょうか。
ちなみに、iPhoneとAndroidのスマートフォン2台持ちをしているコワーキングスペース7Fオーナーの星野さんは、格安SIMで使っていて、DMM mobileと楽天モバイルとIIJ BIC SIM音声通話パックで悩んで、BIC SIMにしたそうです。
格安SIMで検討されている人は、ご参考ください!