さいたま市の鉄道博物館の新施設「科学ステーション&キッズプラザ」を取材しました!
こんにちは、大宮経済新聞ライターのMIEです。
さいたまの観光施設と言えば、「鉄道博物館」の名前を上げる人も多いのではないでしょうか?
さいたま市大宮区にある「鉄道博物館」は2007年に開館し、2017年3月には来館者が900万人を超えたという人気の施設です。
今回はその鉄道博物館にできた新施設について取材をしてきました!
鉄道博物館の「科学ステーション&キッズプラザ新設」についての記事はこちらをどうぞ
さいたまの鉄道博物館がリニューアル、科学ステーション&キッズプラザ新設 –大宮経済新聞
電車好きならとにかく楽しい「キッズプラザ」
キッズプラザは、ミニ列車「てっぱくライン」の中央駅を通りすぎた場所にあります。以前は旧ラーニングゾーンだったところです。
中に入ると、103系の電車やE6系の大きなプラレール車両が目に飛び込んできて、小さな子どもなら思わず駆け寄っていきたくなる空間。103系の電車は、本物の先頭車両で大小のカラフルな水玉が描かれています。
電車の脇には実際のものにそっくりな切符券売機もあるので、切符を買うマネをしたり、車掌さんになりきったり、実物大でのごっご遊びが楽しめます。
女の子がはまりそうなのが「おままごとえきべん」。このコーナーには、さまざまな弁当箱や中身が用意されていて、オリジナルのお弁当を作ることができます。実際に鉄道博物館で売られている、新幹線型のお弁当箱もありました。
プラレールのおもちゃが大好きなお子さんならばきっと大興奮してしまう「プラレールゾーン」。広いスペースで線路や車両、情景部品を自由に組み立てて遊ぶことができます。大型のE6系新幹線の先頭車両は、小さいお子さんならきっと何度も中に出入りして遊ぶことでしょう。
ほっと一息つける「キッズカフェ」
キッズプラザで遊び疲れた子どもの「お腹すいたー」の声にすぐ応えることができるのが、キッズカフェ。ハンバーガーやホットドッグ、ポテト、ナゲットなど、手でつまめるメニューが多く、おもちゃ付きのキッズセットもあります。テイクアウトできるので、併設のテーブルで食べるのも、館内の食事スペースで食べるのもOK。遊ぶ子どもを見ながら休憩タイム、ということもできるので、ママやパパには嬉しいですね!
鉄道を科学的に考える「科学ステーション」
キッズプラザの上の2・3階には、小学生向けの施設「科学ステーション」があります。
鉄道の仕組みを科学的な視点から考える「科学ステーション」には、「鉄道はどうやって走っているのか?」「電気をどうやって集めているのか?」など、電車に関する疑問を、実験や体験を通して考えられる展示物があります。
鉄製の車輪と、ゴム製の車輪の自転車をこぎ比べて車輪とレールの関係について学べる「空転自転車」、レールパーツと高さパーツをうまく組み合わせてトロッコをゴールまで運ぶ「ガイドレールゲーム」など、子どもたちが次々体験したくなる展示物があります。
体験や実験で、鉄道の科学を身近に感じたあとは、鉄道の仕組みや現象について解説するコーナーへ。夏休みの自由研究のヒントが何か見つかるかもしれません。
今後のリニューアルに期待!!
2018年夏頃には新館オープンのニュースもある鉄道博物館。次にリニューアルされるのは「模型鉄道ジオラマ」、「鉄道文化ギャラリー」「トレインレストラン 日本食堂」で、お披露目は7月の予定だそう。鉄道博物館は、子どもはもちろん、懐かしい電車の展示物など大人も楽しめる施設なので、ぜひお出かけしてみてくださいね!
鉄道博物館