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大宮区役所前で開催!「おおみやストリートテラス」を取材しました

こんにちは。大宮経済新聞ライターの宮崎です。今回はコワーキングスペース7F付近で行われた、ある社会実験イベントを取材してきました!

開催主旨も興味深いイベントでしたのでぜひご覧くださいね。

その記事がこちら
大宮で社会実験イベント「おおみやストリートテラス」 区内外の飲食店が出店

 

「おおみやストリートテラス」と題する今回の実験イベントの主旨は「遊休化地域の利活用」。
道路拡張や公共施設の再編などの理由から遊休化しているスペースを有効活用しようという実験的な試みです。

 

実験対象の場所となった大宮区役所前。
コワーキングスペース7Fからも徒歩5分ほどのこちらは、実は道路の拡張工事が予定されている地域です。
歩行者と自転車用に用意されていた幅6メートルのスペースが現在遊休化しているということで、9月15日から24日までの10日間、大宮区内外の飲食店やアクセサリーショップなどが屋外店舗を出店しました。

 

ガードレールを覆うように作られたハイカウンターテーブル。
休憩スペースとしてくつろぐ来場者も。

 

実験イベントの主催・運営は、アーバンデザインセンター大宮(以下UDCO)。「産・官・学・民」の連携を基調とした新たなまちづくりの支援を行うまちづくり推進組織です。

 

アーバンデザインセンター大宮

 

全国各地に広がっているアーバンデザインセンターですが、大宮事務所が立ち上がったのは平成29年3月と、まだまだ新しい組織です。

これまでは行政主導で行われてきたまちづくり。アーバンデザインセンターでは、行政に限定せず、市民や大学機関、NPOなど、様々なステークホルダーが連携し合うことで生まれる新たなまちづくりを提唱しています。

 

 

イベントを通して、人通りがどのように変化するのか、店舗ごとの客層、休憩スペースの使われ方などをデータ化し、イベント開催の際などに活用するといいます。

 

また、大宮を中心に事業を展開している方々をパネリストとして招き、あらゆる視点からまちづくりのあり方について議論するトークイベントも開催。
型にはまったまちづくりではなく、一市民として、事業者として、どのように地域の魅力を引き出すことができるのかについてざっくばらんに話し合いました。

 

所沢市から来場した女性は、出店したCona caféさんのご友人だそう。
お店のホームページで今回の実験イベントについて知ったとのことで、「このようなイベントが今後広がれば、『遊休化地域を利用する』ということが市民にとっても、もっと身近になるのでは」とお話してくださいました。

 

確かに、日々の生活の中で「遊休化地域」を意識するタイミングは少ないかもしれません。
しかし、今後広がるであろう「市民主体のまちづくり」に「遊休化地域の利用」をひとつの手法とすることは有意義なことなのではないか、と感じます。

 

アーバンデザインセンター大宮は、コワーキングスペース7Fの道向かい、ラクーンの8階に事務所を構えています。大宮のまちづくりに少しでも興味がある方、ぜひ足を運んでみてください。