重要 2024年1月4日以降のドロップインのご利用につきまして

十文字女子大学の「地域メディア論」という授業に大宮経済新聞としてゲスト登壇しました!

大学生ライターの登壇の様子

こんにちは。大宮経済新聞ライターの宮崎です。
街はハロウィンムードいっぱいの10月31日。埼玉県新座市にキャンパスがある十文字女子大学で、メディアコミュニケーション学科の地域メディア論という授業に大宮経済新聞としてゲスト登壇をしてきました。
メディアコミュニケーション学科 | 学科案内 | 十文字学園女子大学・十文字学園女子短期大学部

十文字女子大学の正門
十文字女子大学の正門

大宮経済新聞は、コワーキングスペース7Fの運営母体である株式会社コミュニティコムが運営するインターネット媒体の地域メディアです。
みんなの経済新聞ネットワークという全国・海外約130地域のビジネス&カルチャーニュースを配信するメディアの大宮支部として、1日1記事の配信を目安に日々活動しています。
大宮経済新聞 – 広域大宮圏のビジネス&カルチャーニュース
 
今回登壇をした十文字女子大学のメディアコミュニケーション学科の学生さんからは、過去に「大宮経済新聞の運営形態について」取材を受けたこともあります。

詳しい取材内容はこちらでご覧いただけます。十文字学園女子大学のメディアコミュニケーション学科の大学生の皆さんに、大宮経済新聞がどのような形で運営されているか?について、取材を受けました。

 
昨年度も同じ授業のゲスト講師として、大宮経済新聞編集長の星野邦敏が登壇しましたが、今年度は実際にライター活動をしている宮崎と、同じくライターでコワーキングスペース7Fの大学生スタッフでもある森下も「ライターってこんなことしてます」というテーマで講義をしてきました。

大学生ライターの森下
大学生ライターの森下

 

「大宮」という地域に特化したインターネットメディアの果たす役割

編集長の星野からは
・「インターネット」という媒体で
・「地域メディア」が果たす役割
についてお話をしました。
インターネット媒体のメリットとデメリットを示しつつ、デメリットを補うために大宮経済新聞が取り組んでいることの紹介もしました。
例えば、インターネット媒体はすぐに情報の発信・公開ができるため即効性があるのに対し、いわゆるフェイクニュースのような情報もあるように、信頼性に欠けるというイメージがあることも事実です。
大宮経済新聞をはじめとするみんなの経済新聞ネットワークでは、「取材・記事作成・公開」の全てのステップを1人で行うのではなく、編集長をはじめとする第三者チェックを挟むことで、信頼性を高め、同時に客観的な視点でニュースを配信しています。

大宮経済新聞の説明をする様子
編集長の星野が大宮経済新聞の概要紹介を行いました

 
また、大宮経済新聞では政治や犯罪などのようなニュースは扱わず、地域のハッピー情報に特化して取材・発信をしているので、大手ニュースサイトでは取り上げないような内容を掘り起こすことが可能です。
普段の何気ない街の様子やイベントの模様の裏側にあるニュース性を引き出し、発信することも私たちのような規模感のメディアだからこそできることだと思うので、他の媒体との住み分けという点の理解にも繋がれば良いなと思います。
さらに、みんなの経済新聞は大手ニュースサイトであるYahoo!ニュースやSmart News、dニュースと提携をし、ニュースの提供を行っており、例えばYahoo!ニュースの「地域」のページには全国のみんなの経済新聞が配信したニュースが提供されています。
このように、「大宮経済新聞というメディアは知らなかったけれど、日常で良く目にするニュースサイトで見ていた記事が、実は大宮経済新聞のものだったかもしれない!」というのは、学生さんたちの興味・関心をひくものだったように思います。

 

大学生ライターが語る!大宮経済新聞のライター活動

大宮経済新聞は、学生や主婦のライターを中心に取材・記事作成を行っています。
ライターの宮崎と、学生ライターの森下からは
・記事の書き方や伝え方
・取材の様子
・みんなの経済新聞ネットワーク
という3つのテーマでお話をしました。
主観の排除の重要性を例文を交え紹介したり、記事の第三者チェックがあることを伝え、即効性はあるけれども信頼性に欠けるというインターネット媒体のマイナス面を補填する体制を紹介しました。
また、取材の様子の説明では、登壇2日前に大宮駅周辺で開催されたイベントの取材の様子を写真を踏まえ紹介し、臨場感のあるお話ができたように思います。
「普段はどうしても自分目線で生活してしまいがちだが、ライターとしての活動を通して視野を広げることができる」という大学生ライターの言葉は、説得力のあるものだったのではないでしょうか。

登壇2日前に大宮駅周辺で開催されたイベントを取材した記事はこちら
JR大宮駅で50メートルの大綱引き大会 東西に分かれ30年越し因縁の対決

ライター気分を味わえるワークショップ

受け身中心の授業では退屈してしまうので、実際に頭と手を動かしてもらうワークショップも行いました。
テーマは「記事の見出し付け」。
見出しの理想は、わかりやすく、見ただけでニュースの内容が想像付き、尚かつクリックをして全文を読んでもらえるもの。
具体例を示しつつ、記事の本文と、その内容の背景情報を伝え、グループに分かれて1グループ1案を考えてもらいました。

ワークショップの様子
ワークショップの様子

「本文の要素を見出しにまとめよう」「本文中の印象に残る言葉を使おう」などと積極的に意見を出し合う学生さんも見られました。
グループごとに決定した見出しを書き出してもらい、教室全体で振り返りの時間も持ちました。
見出しひとつで、記事の印象が大きく変わることを実感しいただけたと思います。

グループごとに考えてもらった見出し。
教室全体で共有しました。

 

おわりに

今回の講義では、「大宮経済新聞とは何か」「どのように活動を行っているのか」を具体例を交えてご紹介しました。
インターネットに限らず様々なメディアがある中で、インターネット媒体の地域メディアが果たす役割のインプット、そして他メディアとの比較という点でも参考になれば良いなと思います。
さらに、現役の大学生をはじめとする同世代ライターからその活動紹介をすることで、より一層興味・関心をひくような講義内容になったと振り返っています。

今回はお呼びいただきましてありがとうございました!