埼玉県内全35酒蔵の日本酒を飲み比べ!「第14回大試飲会」に行ってきました
こんにちは。大宮経済新聞ライターの山田です。
10月10日に大宮ソニックシティで、埼玉県内の全35の酒蔵の日本酒飲み比べイベント「第14回大試飲会」が開催されました。
その記事はこちら。
大宮で日本酒「大試飲会」 埼玉県内全35酒蔵の日本酒飲み比べ
実際にイベントへ行き日本酒を飲み比べてきましたので、編集後記としてその模様をお伝えします!
埼玉県内には35も酒蔵がある!
みなさんは、埼玉県内に35も酒蔵があることをご存知でしたか?
さいたま市内にも4つの酒蔵があるそうです。県内の酒蔵が一堂に会するのはこのイベントだけとのことで、開始時間とともにたくさんの人でにぎわっていました。
ではここから、当日いただいた日本酒の一部を写真とともにご紹介します!
こちらは「ひやおろし」コーナー。
「ひやおろし」とは、冬から春にかけて作られた新酒を夏の間に熟成させた後で、秋口に出荷されるお酒のこと。熟成されてまろやかな味になるのがひやおろしの特徴だそうです。この特集コーナーの他にも、各酒蔵のブースでおすすめのひやおろしが紹介されていました。
深谷市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」がラベルに!
かわいいですね~。
こちらは埼玉大学ブランドの日本酒「鳳翔閣(ほうしょうかく)」のコーナー。
釜屋(加須市)、藤﨑摠兵衛(ふじさきそうべえ)商店(寄居町)、内木酒造(さいたま市)の3つの酒蔵とのコラボレーションから生まれた日本酒で、埼玉県農林総合研究センターが開発したお米「さけ武蔵」と埼玉産業技術総合センターが機能発見した醸造菌「埼玉酵母」を使用しているそうです。
3種類を飲み比べてみましたが、同じ酒米と酵母を使っているのに味わいが全然違って面白いと感じました。
こちらは行田市の横田酒造が、行田市が舞台のドラマ「陸王」とタイアップしたお酒だそう。ドラマも人気のようで、行田は注目が高まっていますね。
佐藤酒造店(越生町)の女性杜氏(とうじ)が作ったお酒・その名も「まりこのさけ」。後味がすっきりとしていて、とても飲みやすかったです。
さいたま市の鈴木酒造では、こんな素敵な容器で日本酒をサーブしていました。雰囲気があっていいですね。
釜屋(加須市)のワイン酵母仕込み純米酒。ワインのようなさわやかな酸味と甘さがあり、さらさらと飲めてしまって危険なおいしさだと思いました…!
さいたま市の小山本家酒造では「天狗のとぶろく」をいただきました。にごり酒ならではの甘味と酸味がたまらないです。
このほかにも各酒蔵が製法や味わいの異なるたくさんのお酒を出していて、埼玉の地酒の多様さを知る機会となりました。酒蔵の方のお話を直接うかがい、それぞれのお酒の背景を聞くことができたのも、この試飲会ならではの貴重な体験でした。ぜひ来年も参加して、今年はまわりきれなかった酒蔵の日本酒も味わってみたいと思います!