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さいたま市大宮区出身の絵作家・岡野友敬さんの作品展を取材しました!

 
こんにちは! コワーキングスペース7Fスタッフの富澤です。
5月26日に、大宮経済新聞ライターのユキさんと7Fスタッフの紗与生さんと、絵作家・岡野友敬さんの作品展に行ってきました!
 
紗与生さんが書いた記事はこちらです。

さいたま新都心で地元作家・岡野友敬さん作品展 「チルアウト」テーマに40点

 

作品展は、さいたま新都心の「アルピーノ村」の一角、「あるぴいの銀花ギャラリー」で開かれていました。取材前に岡野さんの公式サイトを拝見し「このような可愛らしい絵を描かれる男性アーティストさんとは、どういった方なのだろう」とワクワクしながら取材に向かいました。
 
実際にお会いした岡野さん(写真右)はとても笑顔が素敵な優しい方で、可愛らしい絵に囲まれながら、温かい雰囲気の中で取材させていただきました。

 
岡野友敬さんは、さいたま市大宮区出身の絵作家です。20歳の時、趣味のバスケットボールの腕を上げるためにアメリカのカレッジに留学中、絵の授業の楽しさに夢中になったのが、絵を描き始めたきっかけだったものの、絵を仕事にすることは考えなかったそうです。帰国後は企業に就職、結婚をし、息子さんが誕生しました。
 
30歳代になり、息子さんにと描いていた絵をFacebookに載せていたところ、美術関係者の目にとまり、池袋百貨店で個展を開くことになり、アーティストの道に本格的に進んだそうです。
 
取材中、岡野さんのお父様・息子さんがギャラリーにいらっしゃいました。ご実家の一室に、岡野さんの絵を置いておく専用の部屋があるそうで、お父様も搬入を手伝ったとのことでした。また、地元の知人も見に来てくれるそうで、岡野さんは「慣れ親しんだ地元で作品展を開くことができてうれしい」と話していました。
 
息子さんも、絵を描くことが好きとのこと。岡野さんは自宅で作業されているため、息子さんの言葉やしぐさから、絵のヒントを得ることも多いそうです。
 
今回展示されていた岡野さんはの絵の中には、一般的な水彩画の他に、バターミルクペイントというアメリカ初期のペンキを用いた絵もありました。岡野さんによると、知っている範囲のアーティストの中でバターミルクペイントを使っている人は見たことがないそうです。
 
こちらの「Fish School」は、バターミルクペイントで描かれています。はっきりとした色調で、ペンキよりも軽やかで、素敵な色使いだなと感じました。

 
絵画の他にも、カレンダーや板絵、オリジナルTシャツなどの販売もありました。


 
オリジナルTシャツには「チルアウト」の文字が書かれています。チルアウトには「まったりする」「ゆるい感じで」という意味があり、岡野さんが大事にしているテーマだそうです。Tシャツのサイズは、大人から小さい子供用まで、幅広いサイズが用意されています。

 
三角の額縁に入ったこちらの絵。
お家の玄関に飾りたくなりませんか?


 
今回の作品展で、私が一番心を奪われた絵がこちらの「Bon Voyage」。子供たちと動物たちが、船に乗って旅をしています。私は、可愛い人間と動物が一緒に描かれているところと、暖かい色使いがとても素敵だなと感じました。


 
岡野さんは熊本地震の後、被災地支援に行き、帰り道、大分県から四国までフェリーに乗った時にこの絵を考案されたそうです。中央付近に書かれている車は、岡野さんが熊本県まで運転していった車がモデルです。絵に込められた思いやバックグラウンドを、直接描いた方に聞けて、とても納得しました。
 
あるぴいの銀花ギャラリーでの作品展は終わってしまいましたが、年末には銀座で作品展が決定しています。「見ていて難しいものでは無く、誰でも楽しめる。見ている人たちの会話が弾む絵を描きたい」と話す岡野さんの作品は、どれも暖かくて親しみが持てます。
 
是非一度、岡野さんの作品を実際に見てみてください!
 
岡野友敬さんの公式ホームページはこちら
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