浦和パルコにプチ台湾旅行気分が味わえるスイーツ店「MeetFresh鮮芋仙」オープンで取材に行きました!

かき氷

こんにちは!大宮・浦和経済新聞ライターのジュンコです。
7月4日に浦和パルコにオープンした「MeetFresh鮮芋仙(ミートフレッシュ・シェンユイシェン)」さんの開店後1カ月の様子を取材してきました!記事ではお伝えしきれなかった部分をこちらでご紹介します。
 

▼浦和経済新聞記事はこちら
浦和に台湾スイーツ専門店「MeetFresh」 現地スタイルで50種のメニュー
https://urawa.keizai.biz/headline/552/

 

現地スタイルのスイーツで手軽に台湾旅行気分

 
台湾といえば「人気の海外旅行先ランキング」で必ず上位にランクインするほど、多くの日本人が観光で訪れる国です。「台北101ビル」や「九份(ジュウフェン)」の景色を楽しみ、小龍包や台湾料理に舌鼓を打ち、ボリューム満点のかき氷を頬張る…そんな旅行を楽しんだことがある人も多いでしょう。屋台グルメや屋台スイーツも台湾旅行の楽しみの1つですね。街角で食べた素朴な一皿が忘れられず、「もう一度台湾を訪れたい」と思っているのは私だけではないと思います。

台湾九份
宮崎アニメの世界のような台湾の九份(ジュウフェン)

 

ところが近年、これまでは台湾に行かないと食べられなかったような本格屋台スイーツを国内で手軽に楽しめるお店が続々オープンしています。今回取材したMeetFresh鮮芋仙もそんな台湾スイーツ専門店の1つです。

MeetFresh
「MeetFresh鮮芋仙」浦和パルコ店

 

ユニークな店名・商品名

 
MeetFresh鮮芋仙は店名も商品名もユニークです。MeetFreshは「ミートフレッシュ」と読みますが、何だか食品スーパーの名前のようですね(笑)・・・「フレッシュ」は「鮮芋仙(シェンユイシェン)」の「鮮」のことです。「鮮」は新鮮の「鮮」です。添加物を使わずに質の良い素材から作られたスイーツが食べられるお店であることを謳(うた)った名前なのですね。商品名もユニークです。「芋園(イモエン)2号」「芋園4号」という具合にトッピングの違いを番号で表記しています。お話を伺った社員さんによると、台湾や中国などのお店と全く同じスタイルにこだわり、商品名も何もかも、そのまま使用することにしたそうです。・・・面白いですね!

豆花
こちらは豆腐のようなスイーツの「豆花(トウファ)」

 

予期しなかったタピオカブーム

 
社員さんからお話を伺う中で、もう1つ面白いと思ったことがありました。
何と!「日本に出店を決めた時、現在のタピオカブームを全く予期していなかった。」そうなのです。

タピオカブームといえば、私のような昭和世代は、2000年ごろの第1次タピオカブームを懐かしく思い出しますが、現在、日本を席巻しているタピオカブームは2018年ごろにスタートしたものです。MeetFresh鮮芋仙が2017年に赤羽に日本第1号店を出店した時は、タピオカブームはまだ始まっていませんでしたし、今の状況を誰も予想さえしていなかったに違いありません。MeetFresh鮮芋仙では、タピオカだけでなく「芋園」や「仙草(センソウ)」「豆花(トウファ)」など、台湾で昔から愛されてきたスイーツをバリエーション豊かにそろえています。タピオカブームの波に乗って、タピオカ以外の台湾スイーツも日本に根付いてくれることを、台湾スイーツファンの1人である私は切に願っています。

 

「芋園」「仙草」「豆花」とは!?

 
ここからはMeetFresh鮮芋仙の3大メニューである「芋園」「仙草」「豆花」を詳しく解説いたします!

【芋園(イモエン)】

台湾スイーツ
黄色いお団子は「さつまいも」から、白は「タロ芋」から作られています

 

「芋園」は芋で作られたお団子です。白玉のようですが、白玉よりもう少し歯ごたえのあるモチモチの食感です。甘いシロップをかけて、「仙草」の上に乗せたり、タピオカやあずき、ハト麦などのトッピングと一緒に食べたりします。日本の「白玉みつまめ」を想像していただけると分かりやすいでしょうか。MeetFresh鮮芋仙では原料のお芋も厳選した物を使っているそうです。見た目はちょっと地味ですがとてもヘルシーなスイーツで、MeetFresh鮮芋仙の店員さんたちは口をそろえて「おすすめです」とおっしゃっていました。

 

【仙草(センソウ)】

台湾スイーツ
下の黒いのがハーブエキスをゼリー状にした「仙草」

 

「仙草」はハーブの名前です。中国や台湾の人々は昔から仙草の茎や葉っぱを煎じて飲み、熱中症を予防してきたそうです。一年中暑い台湾では煮汁をゼリー状にした物にシロップをかけ、スイーツとしても親しんできました。「仙草ゼリー」は真っ黒で、これまた昭和世代には懐かしい香港の「亀ゼリー」に見た目がそっくりです。でも「亀ゼリー」は亀の甲羅の裏のコラーゲンを使っているそうで、「仙草ゼリー」とは別物だそうです。味も「仙草ゼリー」のほうが各段にマイルドです。MeetFresh鮮芋仙の社員さんは「コーヒーゼリーのよう」と表現されていました。こちらもあずき、ハト麦などのトッピングと一緒に提供されます。

 

【豆花(トウファ)】

台湾スイーツ
豆腐のようなやさしい味と食感で幅広い世代に人気の「豆花」

 

「豆花」は、豆乳を凝固剤で固めた物です。見た目は豆腐そのものですが、「にがり」を使用せずに凝固させている点が豆腐とは異なります。プルンプルンの食感は日本でもよく知られる「杏仁(あんにん)豆腐」に似ています。「杏仁」の香りが苦手という方は、ぜひ一度、やさしい味と香りの「豆花」にチャレンジしてみてください。こちらもシロップをかけ、ピーナッツやお芋のトッピングと一緒に提供されます。

 

台湾に行きたくなりますね!

 
台湾が大好きで何度も訪れたことのある私ですが・・・最も思い出深いのは、列車で台湾を1周した一人旅です。台湾は小さな島国ですが、1周してみるとさすがに広く感じました。台湾の北部と南部、西部と東部、沿海部と山岳部・・・それぞれ雰囲気が全然違ったのも印象的でした。たくさん道に迷って、ハプニングも多々ありましたが、台湾の皆さんはとても親切でした。・・・ああ・・・書いているうちに、無性に台湾に行きたくなっちゃいました!今度は台湾の海岸をのんびり散歩でもしてみようかな・・・。

台湾九份
茶館でお茶も飲みたいし、屋台のハシゴもしたいし・・・忙しい旅行になりそう・・・

 

MeetFresh鮮芋仙 浦和パルコ店
営業時間 10:00~21:00

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