大宮の人気店「喫茶湊」。2周年も、いつも通り、変わらずに。
こんにちは。
コワーキングスペース7F(ナナエフ)を運営する株式会社コミュニティコムによる地域メディア媒体「大宮経済新聞・浦和経済新聞」のライターの矢島です。
大宮駅東口から徒歩15分ほどの距離でありながら、わざわざ足を運ぶ人が絶えない人気のお店「喫茶湊(みなと)」をご存知ですか?
そんな「喫茶湊」が、7月26日に2周年を迎えました。
先日、取材に伺いましたので、記事には書ききれなかったこぼれ話を「編集後記」として、こちらでご紹介したいと思います!
大宮経済新聞の記事はこちらです
大宮の喫茶店「喫茶湊」が2周年 感染症対策に予約制導入で行列解消
https://omiya.keizai.biz/headline/1534/
コロナ禍が、お店の在り方を見つめ直すきっかけに
実のところ、開店準備を進めていた当初、店主の大熊さんは「できるだけ駅に近い物件」を希望していたのだそう。ところが、なかなか条件に見合わず、たどり着いたのが今の場所だったといいます。
「駅から徒歩15分という距離で、どれだけお客さまが来るのか」――それはそれは不安なスタートだったのだそう。
しかし、それも杞憂に終わりました。ご近所の方のみならず、カフェ好きの人々に見逃されることはなく、着々と客数は増えていき、開店から半年を迎えるころには行列のある風景が日常に。それは想像を超える展開だったようです。
「せっかく遠くから足を運んでいただいても、すぐにお席をご案内できる保証もなく、いつ空くかわからない席を待っていただいている状態でした。店内のお客さまにも、ご近所にも、配慮が行き届かないこともあって、『完全に理想の状態』とは言いにくかった部分もあったのが正直なところ」と大熊さんは当時の状況をお話してくださいました。
そんな中、訪れたコロナ禍。最初の緊急事態宣言中は、急遽長期の臨時休業となりました。
「コロナ禍は想定外でしたが、そこで予約制に切り替えられたことは一ついい方向に向かう変化だったと思います。実際に開店当初から通ってくださっていた常連さまから『必ず入れるようになってよかった』というお声もいただきました」とのこと。
現在、平日は「おひとり様利用」もとても多く、ゆっくりした時間を提供できているとのこと。席が空くのを「今か今か」と待つお客さまがいたら、なかなか叶わなかった風景のはず。大熊さんが描いていた「落ち着いてくつろげる喫茶店」に近づくきっかけが「コロナ禍」だったのは皮肉ですが・・・「まずは安心してお客さまに過ごしてもらえること」と真摯に向き合った大熊さんの姿勢があったからこそ、「ピンチをチャンスに変えることができた」ともいえるのではないでしょうか。
これからも、粛々と。
今回お話をうかがって意外だったのは、大熊さんの冷静さ。いまや、都内から通う常連さんもいるといいますが、そんな状況に浮足立つような様子は一切ありませんでした。
記事中でもご紹介したように、2周年は「いい意味での通過点」。「変わらない毎日を繰り返しながら、粛々と長くお店を続けたいと思っています。『あれ?いつの間にかそんなに長い時間が経ったんだね』とお客さまに言っていただけるような存在でありたい」と大熊さん。
にこやかで、柔らかで、謙虚。人気にあぐらをかくことない大熊さんの姿を目の当たりにして、「きっとこれからも、素敵なデザートや時間を生み出し続けていくに違いない」と思わずにはいられません。
この度は取材にご協力いただき、ありがとうございました!
喫茶湊
埼玉県さいたま市大宮区天沼町1-81-4小宅コーポ102
コワーキングスペース7F(ナナエフ)のある大宮駅東口側にある「喫茶湊」。コワーキングの合間の休憩に、お散歩がてらいかがでしょうか。現在は予約制なので、天気のよさそうな日にご予約して、ぜひ。