4週年を迎える北大宮のコーヒー焙煎所＆カフェを取材しました
こんにちは。
コワーキングスペース7F（ナナエフ）を運営する株式会社コミュニティコムによる地域メディア媒体「大宮経済新聞・浦和経済新聞」のライター・矢島です。
先日、北大宮にある「ALL THAT COFFEEWORKS（オール ザット コーヒーワークス）」に取材に伺いました。2021年8月10日に4周年を迎えたこちらのお店は、ロースタリー（コーヒー豆焙煎所）＆コーヒースタンド。
大宮経済新聞の記事はこちらです
北大宮のコーヒースタンド＆焙煎所が4周年 鮮度大事に毎朝店頭で豆を焙煎
https://omiya.keizai.biz/headline/1536/
素敵なお話をたくさん伺いましたので、「編集後記」として、こちらでご紹介します。
鍛えた「味覚」を支えに磨いた、焙煎の腕
コーヒー好きが高じて、コーヒー会社に12年間勤務した店主の湯田健也さん。大宮経済新聞の記事中でもご紹介した通り、「本当においしい新鮮なコーヒーをお客様に届けたい」という思いが募り、「それを叶える場所を自分で作ってしまおう！」と40歳までにお店を持つことを決意したと言います。
会社員時代、品質や味の確認のために「カッピング」（コーヒーのテイスティングの方法）でじっくりコーヒーのための味覚を鍛えた湯田さんは、その舌を大きな武器に焙煎の腕を磨いてきました。
「こだわり屋」の店主の思いが詰まった場所
そんな湯田さんのお話を伺う中で感じたのは、「徹底的なこだわり屋」であるということ！
コーヒー豆に関しては言わずもがなですが・・・例えば印象的な「コンテナ船」をかたどったロゴに至っては、なんと自分でスマホと手書きで仕上げたと言いますから驚きです！「デザイナーさんにオーダーしてもなかなか思い通りにはならないかと思って、自分でやってみたんですよね」とのこと。
さらに、当初一人で開店するつもりだったこのお店も、準備を進めるうちに「それでは思った通りの商品やサービスをお客様に届けられない」と感じ始めた健也さん。オープンまで1カ月を切ったギリギリのタイミングで、妻の佐知子さんに「手伝ってほしい」と直談判。
当時別のお仕事に従事していた佐知子さんは「てっきり一時的なヘルプの話だと思い、『何か月くらい？』なんて聞いてみたんですが・・・気づけばどっぷり引き込まれました」と笑います。今や健也さんと二人三脚で店を切り盛りする佐知子さん。当初の予定にはなかった「コーヒーにマッチしたデザートの提供」も、佐知子さんあってのものだとか。
お客さまに最高の豆を届けるために、自分の頭の中のイメージを1mm違（たが）わず形にする。そんな湯田さんの姿勢が、「ALL THAT COFFEEWORKS」のあちこちに詰まっていることが伝わってくるエピソードでした。
・・・と、こんな風にお伝えすると、なんだか「気難しそう」なイメージ像が頭に浮かぶかもしれませんが、とんでもない！穏やかに、親切に、丁寧にお話してくださるお人柄なので、どうぞ安心してお店で何でも相談してみてくださいね。
愛される「隠れ家」
北大宮駅からは徒歩8分、主要駅の大宮駅からは徒歩15分。住宅街にひっそりとたたずむ立地ということもあり、開店するときには「不安が大きかった」という湯田さん。
ところが、今となってはご近所はもちろん、遠方から足を運んでくださるお客さまや、わざわざコインパーキングを利用して来店してくれる方も多いと言います。「コーヒー屋なのに、小さなお子さま連れでしょっちゅう立ち寄って下さるお客さまも少なくないんです」と佐知子さん。
今回の取材中にも顔なじみのお客さまが来店なさったのですが、媒体に掲載予定だとお話すると「自分だけが知っている隠れ家が有名になるようで、ちょっとさみしい・・・けれど、応援しているのでいいことですね！」と声をかけてくださいました。
4年の間に、地元で愛される「隠れ家」へ。真摯なお仕事があってこそ、その存在を確かなものにした「ALL THAT COFFEEWORKS」さん。
取材へのご協力、ありがとうございました！
4周年、おめでとうございます。
ALL THAT COFFEEWORKS
〒330-0801 埼玉県さいたま市大宮区土手町2-35
048-708-8483
・Instagram
・HP
・Online Store
コワーキングスペース7Fからもお散歩がてら歩いて行ける距離にあります。おいしい珈琲を飲めば、気分すっきり仕事もはかどるのではないでしょうか？
仕事帰りに、散歩の途中に、コワーキングの途中に、ぜひ。
