リニューアルして生まれ変わったさいたま・宮原の「G.F.H」を取材しました!
こんにちは。
大宮駅東口でコワーキングスペース7F(ナナエフ)を運営する株式会社コミュニティコムによる地域メディア媒体「大宮経済新聞・浦和経済新聞」のライター・矢島です。
さいたま新都市交通・ニューシャトルの加茂宮駅のすぐ近く。
国道17号線沿いにある「グッドファームハウス 宮原店」をご存じですか?
少し前までは、懐かしさいっぱいの「農産物直売所」だったこちらのお店が、8月30日に「G.F.H」としてリニューアルオープン!
その洗練されたスタイリッシュな佇まいは、一目見ただけではまるで別のお店のようで、そしてついつい立ち寄りたくなるおしゃれな雰囲気に生まれ変わりました。
先日、大宮経済新聞では、そのリニューアルについて取材に伺いましたが、店内の充実ぶりは、記事中にはとても書ききれないほど。そこで今回は「編集後記」として、「G.F.H」の楽しみ方をご案内したいと思います!
大宮経済新聞の記事はこちらです
さいたま市の農産物直売所がリニューアル 「毎日来たくなる店」を目指して
https://omiya.keizai.biz/headline/1555/
はじめに:生まれ変わった「G.F.H」
取材にお邪魔したのは、リニューアルから1カ月ほど過ぎた10月上旬のこと。
ハロウィンの商品とデコレーションがにぎやかに迎え入れてくれました。
そして、いざ店内に入ると、解放感溢れるレイアウト!
木箱を活用した陳列棚は、「直売所」というより「マルシェ」のような雰囲気で、思わずワクワクさせられます。
農家さんが直接運び込む野菜たちは新鮮そのもの。
王道の野菜のほか、「これはどうやって使うんだろう?」という、「はじめまして」のものも。
いつものスーパーではなかなかお目にかかれないそんな面白い出会いも、「G.F.H」ならではといえるでしょう。
ちなみに、店内の什器は可動式なので、レイアウトを変えるのも自由自在なんだとか。
「大宮経済新聞」の記事でマーチャンダイザーの日野さんが「ゆくゆくは店内でイベントができたら」と語ってくださいましたが、その時はこのレイアウトを大きく変えてみなさんをお迎えしたいそうですよ。
コロナ禍が落ち着いてその日が来るのが待ち遠しいですね。
楽しみ方①:「知らない埼玉」と出合う
さて、今回私が伺ったのは、開店前の店内。
まわりにお客さまがいらっしゃらないのをいいことに、何度も行ったり来たりしながらその商品を見て回りました。
そんな中私が驚いたのは、「私の知らない埼玉がたくさんある」ということ。
店内のあちこちに目をやると、お豆腐も、こんにゃくも、小麦も・・・次々現れる埼玉産!
「こんなに近くでこんにゃくをつくっているんだ!」
「養鶏場がこんなにたくさん!」
「県内でこんなに何もかもまかなえるとは」
と、棚の上から足元まで、宝探しのように思わずキョロキョロ!
きっと私たちの身近にありながらも、これまで見えていなかった「さいたま」や「埼玉」の一面との出合いがここかしこに溢れていました。それは、目に映る風景をガラリと変えてくれるような発見ともいえるかも。
ぜひみなさんも、「知らなかった埼玉」探しをしてみてくださいね。
楽しみ方②:「自分のとっておき」を選ぶ
さて、G.F.Hの楽しみ方、2つめ。
それは、「自分好みの味を追求してみる」こと。
たとえば、この写真ははちみつやジャム類ですが、棚に並ぶ風景は圧巻!
しかも、一般のスーパーではあまり見かけないようなメーカーやブランドのものも多いので、実験気分でお気に入りを見つけてみるのも楽しそうです。
ナッツはミックスしながら100g~購入可能 ドライフルーツも量り売りOK
リニューアル後からスタートしたミックスナッツ&ドライフルーツの量り売りは、店長の石川さんが予想していた以上に好評なのだとか。
好きなものだけ、あるいは好みの配合で組み合わせられるのは魅力的ですよね。
ハーブティーは悩みや効能によって選べる 豊富なラインナップ!
店内の一角には、そっとハーブティーコーナーも。
わかりやすく効能紹介されているので、気分やライフスタイルに合ったお気に入りの一杯を見つけることができるはず。
また、様々な農家から集まった様々な銘柄米もそれぞれ1kgから量り売りOKなんです。しかも、もちろんその場で精米してもらえるので、とても新鮮!
いろいろなお米を少しずつ買って食べ比べてみるというおうち時間もきっと楽しいはず。とっておきが見つかったら、どっさりストックすれば、毎日の食卓の満足度が上がること、間違いなしですね。
楽しみ方③:「G.F.H」自慢のコーナーを堪能する
「G.F.H」には、リピーターに人気なコーナーがあります。
そんな自慢のコーナーを味わうのもお忘れなく……!
まず、忘れてはいけないのは、お酒売り場。
どう撮影しても全貌が収まりきらないほどの広さと言えば、その規模がお判りいただけるでしょうか。
ワイン選びに迷ったら黒板もぜひ参考に・・・ 棚のほかに、ワインセラーにもズラリと並ぶボトルたち もちろん、埼玉・KOEDOビールも ウイスキーの品ぞろえも豊富 アテにする缶詰からお酒を選ぶのもおすすめ コーナー周辺にはチーズや乾きものといったおつまみも充実 地酒は、蔵元との出会いも楽しんで
お酒好きなら、一度足を踏み入れたら最後、きっとなかなか出てこられなくなる魅惑のスペース。
ちなみに、コーナー内の黒板は大宮経済新聞の記事中に写真入りで登場していただいたマーチャンダイザー・日野さんによって書かれたものなのだそう。
お店で姿を見かけたら、ぜひ声をかけていろいろ聞いてみると、おすすめの一本をこっそりお聞きできるかもしれませんよ!
そしてインパクト抜群なのが、樽から注がれる、焼酎の量り売り!焼酎フリークなら思わず立ち止まらずにはいられない風景といえそうです。
リカーコーナーから一歩出た、おコメ売り場に隣接していますので、ぜひお見逃しなく!
リニューアル後から総菜パンの販売もスタート ショーケースの中には焼き立てパンも次々と
さて、もう一つのおすすめが、ベーカリー。今回のリニューアルで、スペースを拡張したコーナーの一つです。リニューアル後から販売をスタートした総菜パンなどもたくさん並びます。
このベーカリーコーナーは、宮原店開業当時から人気がある大事な柱の一つなのだそう。
ホシノ天然酵母と財宝温泉(鹿児島)のナチュラルミネラルウォーター、そして国産小麦……こだわりの素材で焼き上げられるパンに、リピーターになる人も大変多いのだとか。
取材が終わり間もなく開店、というタイミングで、ふんわり香ばしい香りが漂ってきて、私も思わずそちらへ吸い寄せられてしまいました!
写真を撮っている私のもとへ、厨房の中から出てきてくださりパンへの思いを聞かせてくださったのが、記事中に登場した大村さん。
次々とパンが焼きあがる合間のお忙しいタイミングで、私に記事中でご紹介したようなこだわりやお気持ちを聞かせてくださいました。記事に掲載しようとお名前をお伺いすると「でも私以外のみんなで作っているパンなんです!」とも。そして「もっとお伝えしたいことがたくさん!」と笑顔で言い残していそいそと戻っていかれるその姿に、パンへの愛情や大村さんの優しさを垣間見た気がします。(そして、その香りと作り手の姿勢に魅了され、私もしっかり1斤、田舎パンを買って帰りました!)
曜日によって焼きあがるパンも違うので、お目当てのパンを見つけて狙いを定めて通うのもよさそうですね。
おしまいに――
食べることは、毎日の生活と切っても切り離せない行為。
だからこそ、食材選びから楽しんでできたら――いつもの食事がグンととっておきのものになり、そして暮らしもちょっと良くなるのではないでしょうか。
いつものスーパーもいいけれど、普段出合えない食材を見つけに一度、新しくなった「G.F.H」に足を運んでみてはいかがでしょう?
G.F.H グッドファームハウス 宮原店
埼玉県さいたま市北区宮原町1-282−13
TEL:048-664-8080
・HP
健康な生活はおいしい食事から。とはいえ仕事が忙しい、コワーキングスペース7F(ナナエフ)で朝から晩まで仕事しているので、丁寧な食事を作る時間がない、という人にこそ行っていただきたいお店です。手の込んだ食事を作らなくても、素材がよければおいしくなります!(個人の感想です)ぜひコワーキングスペース7F(ナナエフ)での作業の気分転換に足を延ばしてみてくださいね。