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さいたま・浦和ギョーザ専門店「うらわ餃子」の開業1周年を取材しました!

こんにちは。
大宮駅東口でコワーキングスペース7F(ナナエフ)を運営する株式会社コミュニティコムによる地域メディア媒体「大宮経済新聞・浦和経済新聞」のライター・矢島です。

ここ最近、移動販売のたびに行列必至、巷で話題の手作り餃子があるのをご存じでしょうか?その名も「うらわ餃子」。

「浦和経済新聞」では、12月に販売開始から1周年を迎えたこちらのお店を取材しました。記事中ではご紹介しきれなかったエピソードなどを、「編集後記」としてお届けします。

浦和経済新聞の記事はこちらです。
浦和のギョーザ店「うらわ餃子」が1周年 国産材料を使った手包みで
https://urawa.keizai.biz/headline/726/

   

お母さんの忙しさを実感しているから

   

店主の真下さん(右から2番目)とスタッフのみなさん

   

店主の真下さんは、2人のお子さんを子育て中。下のお子さんが幼稚園に入り、もうすぐ少し時間ができるというタイミングで、今後の自分の在り方について考えを巡らせたといいます。

   

そんな中、記事中でもご紹介した「ママ、餃子屋さんになってよ!」という息子さんからの一言。

   

「息子の言葉は大きなきっかけになりました。同時に改めて考えてみると、やっぱり世のお母さん方は忙しい。バタバタ夕食の準備をする毎日、だからといって適当にはしたくない親心もあって。あくまでも私個人の価値観ですが……市販の冷凍食品を積極的に使うことにも気が進まないんですよね。だったら、周りのお母さんの助けにもなって、さらにちゃんとおいしくて安心・安全な餃子を作りたいと思ったんです」。

   

私自身も2人の娘を育てる母親ですが、私自身も、周りのママ友も、「疲れたとき・忙しいときは冷凍餃子」と、ついこの間まさに盛り上がったところ!真下さんの考えに、感謝するとともに深く共感しました。

   

   

自らの経験を徹底的に生かしたオリジナル餃子

   

  

餃子が一つずつ手包みされる店舗の前には小さな看板が

   

料理を仕事にした経験も、専門的な勉強もしたことがないという真下さんですが、身内に料理のプロがいたこともあり、「食」は身近なものだったそう。「餃子というアイデア」について、「起業」について、相談にのってもらいながら、自らの手でレシピを開発していきます。

  

「特に肉にはこだわりました。例えば餃子に醤油をつけて大量に食べると、塩分で喉が渇いて水をたくさん飲んだ結果翌日顔がむくんだり。高級中華店でとてもおいしい餃子を頂いても、数個食べたら胃もたれしたりすることもあったんです。だからラードを足したり、塩味を強くしたりせず、肉の旨味でしっかりおいしくなるよう仕上げています」。

   

そんなおいしさに惹かれる人々が続々と増え、今では移動販売も店舗販売も早々に品切れになることが珍しくないうらわ餃子。せっかくなら、冷凍せず生餃子を売るなんて方法もあるのでは?と聞いてみました。

すると……

   

「もちろん、生のままでもおいしいんです。野菜のシャキシャキ感がより強く残って、『手作り感』が感じられると思います。でも、うちの餃子はむしろ冷凍したほうがおいしくなるように計算してレシピを開発したんです(詳細は浦和経済新聞記事参照)。それに、冷凍ならいつでも焼けるから、お母さんがストックしやすいですしね!」。

  

真下さんによると、ニンニクや生姜もつかっているものの、「しぶとく臭いが残る」ということもないそう。

    

丁寧に手包みされる餃子の1つ1つには、そんな真下さんのの味覚や経験がぎっしりつまっています。

   

  

「うらわ餃子」のおいしい食べ方とは?

  

真下さんが綴った思いが添えられた餃子

  

さて、そんなうらわ餃子。
せっかくなのでおすすめの食べ方を真下さんに聞いてみました。

    

「ぜひ試していただきたいのが『酢+胡椒』です。そもそも子どもたちは醤油も何もつけずそのまま食べるのが我が家の定番。そう話すと塩味がしっかりついていると思われがちなのですが、先ほどお話したように肉の旨味で満足感が得られるんです。餃子と言えば『醤油+酢+ラー油』が定番かと思いますが、ぜひ『酢+胡椒』で一度試してみてください!」。

  

そういわれて私も実際に試してみたところ……おっしゃる通り!

  

「酢+胡椒=さっぱり」のイメージで、物足りないのでは……と思っていたのですが、真下さんのおっしゃるように餃子自体のしっかりした味わいに酸味と胡椒の香りがプラスされて、絶妙なバランス。通常の餃子よりも一つ当たりのボリュームがあるのも「うらわ餃子」の特徴ですが、あっというまにぺろりと平らげてしまいました!

     

  

店名には「浦和が大好き!」という真下さんの思いが詰まっています!

   

現在働くスタッフも、すべて「ママ」という役割をもった方々だという「うらわ餃子」。餃子の開発も、売り方も、スタッフの働き方も……すべて「みんな母親だから」という言葉を口にしながら、母親目線を大切に判断や決断をする真下さんの姿が印象的でした。

   

これからは、少しずつ移動販売先を増やす予定もあるのだとか……。
みなさんのお近くにやってきたときはもちろん、通販や店舗でぜひ愛情たっぷりの餃子を手に取ってみてくださいね!

   

うらわ餃子
さいたま市南区大谷口720-8
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家庭料理としても超定番なメニューの餃子。おいしい餃子が買えるなら、ちょっと遠くても行きたくなります。大宮にあるコワーキングスペース7F(ナナエフ)からはお隣の浦和にあります。年末年始のお休みに散策してみてください!