与野「増田ヤ」のうさぎ形さつま揚げ「ポルチーニトマトビーフ」を取材しました!
こんにちは!
大宮駅東口でコワーキングスペース7F(ナナエフ)を運営する株式会社コミュニティコムによる地域メディア媒体「大宮経済新聞・浦和経済新聞」のライター・大房です。
与野西口から徒歩1分のおでん種・さつま揚げ専門店「増田ヤ」さんで、干支(えと)にちなんだウサギ形のさつま揚げ「ポルチーニトマトビーフ」を販売しているという情報をキャッチし、取材してきました。
ここでは、本編記事では紹介しきれなかったエピソードなどをご紹介します。
大宮経済新聞の記事はこちらです。
与野駅すぐの老舗手作りさつま揚げ専門店
今回取材に訪れたおでん種・さつま揚げ専門店「増田ヤ」さんは、与野駅西口のロータリーを抜けてすぐのところにあります。
看板は「増田や」となっていますが、正式名称は「増田ヤ」だそう。
店内はこじんまりとしていますが、品数は十分。ショーケースにずらりと並んださつま揚げとおでん種を前に、わくわくを抑えられません。
店内で売られているさつま揚げは、すべて店の奥の製造スペースで揚げています。ショーケースから選んだ商品をトングで取ってタライに入れていく「パン屋さんスタイル」なので、トングをカチカチしながら「何にしようかな~」と悩む時間も楽しめます。
ポルチーニトマトビーフ、きっかけは「トマトおでん」
「これがないと始まらないですから」と、揚げたてのウサギ形「ポルチーニトマトビーフ」を出して来てくれたのは、店主の大越博之さん。揚げたてホカホカのウサギたちが、可愛く並んでいました。
和風のさつま揚げに洋風の「ポルチーニトマトビーフ」を合わせようと思ったきっかけについて伺いました。
「最近、『トマトおでん』が流行していて、居酒屋などでも見かけるようになりましたよね。そこで、当店にもトマトを取り入れたいと考えました。試行錯誤の末に生まれたのが『ポルチーニトマトビーフ』です。具に使用している牛すじ肉は、串には使えない細かい部分を使用しているので、食品廃棄物を減らすことにもつながります。ポルチーニ茸は私が好きで(笑)トマトと牛肉との相性は折り紙付きですので入れました。単価が上がってしまうのでどうかと思っていましたが、想像以上に好評をいただいてありがたいです」
私も取材後に購入し、家で食べてみることに。ウサギに「ごめんなさい」と謝りながら割って中を見てみると、牛すじ肉とトマト、ポルチーニ茸をワインでじっくり煮込んだソースがたっぷり。
すり身揚げとの相性はどうなのだろう、と思っていましたが、弾力のあるすり身がしっかりとソースを包み込み、噛むとじゅわっと口にソースのうま味が広がり、とても美味しかったです。
今回はそのままでいただきましたが、和風だしとの相性も良いそうなので、次に購入したら中のソースを和風だしに溶かしながら食べてみたいです。
今までのさつま揚げにない新しい味との出会いも
店頭でもうひとつの限定商品「枝豆チーズ」も試食させていただいたのですが、こちらも枝豆の歯ごたえがコリコリして、中のチーズもたっぷり。さつま揚げとの相性抜群でした。美味しすぎて、断面の写真など撮影する前にうっかり食べきってしまいました。
本記事でご紹介した商品以外にも、「しいたけ丸」や「ぎんなん巻」など気になるネタが沢山。「増田ヤ」さんは変わり種の開発に余念がなく、行ったその日にしか出会えない商品もありそうです。SNSを遡ると、「ブラックペッパーチーズ」や「カレーボール」など、他ではなかなか目にしないさつま揚げの数々が。
2021年にTwitter、2022年にInstagramを始めた大越さん。
「SNSにはなんとなく抵抗があったのですが、始めてみると色々な人の反応を見ることができ、こうして取材を受ける機会もできました。今後も頑張って続けていきたいと思います」とお話してくださいました。
こだわりのさつま揚げを使って、一味違うおでんを
「ポルチーニトマトビーフ」以外にもいくつかさつま揚げとおでん種を購入し、夕食はおでんにしました。ベースの出汁はいつも使っているものを使いましたが、さつま揚げから出る出汁が合わさって、自分作史上で一番おいしいおでんに仕上がりました!
さつま揚げに入っている素材ひとつひとつの味がしっかりしていて、食感もそれぞれ異なるので、食べていて飽きることもありませんでした。
まだまだ寒い日が続くこの季節。大宮のコワーキングスペース7F(ナナエフ)での一仕事終えたら少し足を伸ばして、「増田ヤ」さんで買ったさつま揚げをたっぷり入れたおでんを作ってみてはいかがでしょうか?
また、さつま揚げをそのまま食べたことがないという方にも、増田ヤさんのさつま揚げをお薦めします!軽く焼いてお醤油をつければ、おかずにもおつまみにもなりますよ。