ピラミッドだけじゃない!魅力満載のエジプトを縦断しました!
こんにちは!スタッフのまみです。前回までは、二回に分けてイギリスでの留学の様子を書いてきました。
その記事はこちら
【イギリス留学準備編】ハリーポッターの世界で勉強したい!イギリスの大学で1年間学部留学
今回は、留学中にたくさん旅行に行った中でも特に思い出深かった「エジプト縦断旅」について書こうと思います。
エジプトへは海外でできた友達たちと行き、たくさんの場所を訪れました。
ピラミッドだけではないエジプトの魅力をご紹介します!
人生初の寝台列車とクルーズ泊
ギリシャのアテネからエジプトの首都カイロの空港に最初に降り立ち、そこから寝台列車でエジプト国内をひたすら南下してエジプト南部に位置するアスワンという街を目指します。
スタート地点の駅は地元の人で賑わっており、見渡す限り外国人はいませんでした。観光客はツアー参加がほとんどらしく、地元の駅に外国人、ましてやアジア人の若い女子がいるということで、もの珍しげに見られ列車が来るまで警察官が周りを警備してくれました。あまりのVIP対応に驚きました。
まさかエジプトの地で人生初の寝台列車に乗るとは考えてもみなかったのですが、想像の倍以上綺麗で快適で、とってもリラックスできました。エジプトの物価は安いので、寝台列車を使う際はぜひケチらず一等車を選んでください!車掌さんたちもとっても優しかったです。
アスワンからは、5日間かけて南から徐々にアスワン・ルクソール・カイロと北へのぼっていく船旅です。エジプトの南部は世界史の教科書に載っているような古代遺跡が多く集まっていて、世界中から観光客が訪れます。周辺の町や村はゆったりとしていて、のどかな田舎風景に癒されました。
毎日新しい町や村に立ち寄り、遺跡や博物館を巡りました。
気温35度の中ヘロヘロになりながらも、紀元前何千年前に造られた遺跡たちに毎日ドキドキしながらすごした贅沢な日々でした。エジプトの治安は心配されやすいですが、私が訪れたこの3都市はピンポイントで警戒レベル1で全く問題なしでした。
また、クルーズ旅なんていくらかかるのだろう…と心配でしたが、こちらもエジプト価格のため破格でした!
川に浮かぶ朝日や夕焼けを毎日ながめ、移動中は甲板で日光浴をしながら読書…。とってもお得にセレブ気分を味わえちゃいました。
エネルギー満載のエジプトの首都、カイロ
ナイル川の縦断旅の後は、首都カイロで1週間ほど過ごしました。川沿いの村のゆったりとした雰囲気とは反対の、カオスでエネルギッシュでとっても勢いのある雰囲気でした。
街全体の空気は砂ホコリで汚れていますが、これも発展中の証拠ですね。カイロでは、部屋の窓はしっかり閉めましょう。
カイロでは初めてモスクに行きました。モスクとは、イスラム教徒が礼拝を行うところです。
カイロで有名なムハンマド・アリ・モスクという大きなモスクに行き、その荘厳さに圧倒されました。歴史を感じさせる外観のドームの中には、天井に豪華な装飾がなされ、無数のライトが飾られています。礼拝をする人々が訪れ荘厳なムードの中で、美しい装飾品に囲まれ、時が立つのがあっという間に感じました。
モスクでは靴を脱ぎ、靴を置くときは地面に汚いところは触れないように底を上むきにするのがルールです。女性は露出のない服を着ることも絶対です。
協会やお寺や神社に通じる静けさと厳かなものがあり、とっても心が安らぎました。
知られていない、リゾートなエジプト
ローカルの友達に連れられてカイロから車で3時間、エジプト最北端の地アレクサンドリアまで足を伸ばしました!
アレクサンドリアはエジプト北部に位置するエジプト第二の都市で、トルコやヨーロッパから近く、また独自の歴史的背景から、独特かつ解放的な文化が根付いています。エジプトと聞くと思い浮かべるのはピラミッドや砂漠、古代遺跡などですが、このアレクサンドリアは綺麗な地中海が見渡せるリゾート地として人気です。
真っ青な海と、豊かな芸術と、おいしいシーフード料理が食べられるとっても素敵な街でした!
ビーチの他に訪れたのは、世界最古の図書館とされるアレクサンドリア図書館です。
類をみない豊富な蔵書と建築的価値の高さを一目見ようと、多くの観光客がいました。立派でキレイすぎて、逆に集中できないだろうな~と思いながらも、その存在感に圧倒されました。
図書館内にはいくつかの博物館やエキシビションが併設されているので、結構時間をかけて楽しめると思います。
少し行きにくい街にはなりますが、エジプトを訪れた際にはせっかくなので文字通り上から下まで満喫していただきたいです!
おわりに
今回のこの縦断旅を通して、私はエジプトが大好きになりました!
再開発が進み、どんどん外資産業が介入している新市街と、古き良き昔ながらの旧市街がカオスに混じりあう中で、10年後20年後はどんな国になるのだろうととてもワクワクしています。
経済的にも文化的にも二極化していく環境で、”エジプト人”の誇りを持ちつづけながらも人もまた変わっていくのだろうなぁと、エジプト人に囲まれたローカルライフで感じました。
そんな中で、人と国の醸し出す元気いっぱいの雰囲気に魅了され、あれ、案外住めるかも?できれば住みたいかも?ここで暮らしたら楽しいことがりあそう!と、新たな野望ができたのが個人的には一番の収穫です(笑)
壮大なスケールで私の世界を広げてくれた、忘れられない思い出の旅になりました!
興味を持たれた方は、ぜひ行ってみてくださいね。