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「未来(みら)くるワーク体験」の中学生と 岩槻の老舗人形店「東玉」へ取材に行ってきました!

名刺交換練習の様子

こんにちは!
最近7Fスタッフの若い子たちから、しばしば「姉さん」呼びされています、大学4年生の勝沼明日架です。
実はこれが初めてのブログ執筆ということで、珍しく緊張しております。ドキドキ。

 

さて、今回のテーマは「未来(みら)くるワーク体験の中学生と取材に行ってきました!」です。
「未来(みら)くるワーク体験」の中学生が取材に挑戦する姿を私の目線から、皆さんにご紹介したいと思います。

 

弊社では2018年12月4日~6日の3日間、さいたま市中学生職場体験事業「未来(みら)くるワーク体験」で中学生4人を受け入れていたのでした。この期間に7Fをご利用された方の中には、「何やら中学生がいるぞ?!」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。実は、この受け入れ、弊社では初めての試みでした!

 

そもそも「未来(みら)くるワーク体験」とは何ぞや!

さいたま市民の方には馴染み深いかもしれませんが、それ以外の方にとっては「?」という感じだと思います。
「未来(みら)くるワーク体験」とは、簡単に言うと、「職業体験」のことです。さいたま市が実施し、さいたま市立の中学校に通う中学生は必ず地域の会社やお店にお世話になりながら、職業体験をするのです。

 

詳細は以下リンクからどうぞ。

 

さいたま市中学生職場体験事業「未来(みら)くるワーク体験」を実施しています

 

私は生粋の埼玉県民。生まれも育ちもさいたま市であるため、実は私も「未来(みら)くるワーク体験」の体験者。
「未来(みら)くるワーク体験」が実施される前に、学校で業種の希望を用紙に記入するのですが、私はよくわからず「小売り」希望にしたところ、地元のスーパーマーケットの中にあるパン屋さんに配属されました。

コッペパンにチョコをつけたり、ツイストパンの作り方を教えてもらったり…今現在パンをつくることとは縁遠い私ですが、実際に働いている方々の姿を間近で見ることが出来たのは非常に勉強になったなあと思います(コック帽に髪の毛を全部しまったことによって、太い眉毛とお餅のようなほっぺが露になり、働いている様子を見に来た母から「ジャムおじさんみたい」と言われたのは内緒)。
今振り返ってみると、もう8年くらい経っているようで腰抜かすかと思いました。学生時代ってあっという間なんだなとしみじみ。

 

いざ!名刺交換の練習!

「未来(みら)くるワーク体験」1日目にIllustratorを使用し、自分で名刺を作ったとのことで、2日目はその名刺をもって取材へ行くことになりました。名刺交換の実践をする前に、練習を行いました。

 

名刺交換練習の様子
取材に行く前に名刺交換の練習だ!緊張感が伝わってきます。

 

桃子さんと由紀さんがとても優しく教えてくださっていたため、中学生のみんなも少し緊張が紛れたかも?

 

さあ、いよいよ取材へ!

名刺交換の練習を終え、ついに取材の時がやってきました。
私はここから同行させていただきました、というわけで中学生のみんなとちゃんと話すのはここが初めて。学校の部活のことを聞いたり、学校生活全般について聞いたり。中学1年生ってこんなに初々しいのか~!とこれまたおったまげたのでした。

 

今回取材させていただいたのは、岩槻の老舗人形店「東玉」さん。東玉さんでは毎年、その年にあった出来事を一般公募し、その中の上位5つの出来事を人形にするという「変わり雛」を製作しています。その「変わり雛」の取材をさせていただきました。

 

さすが人形で有名な東玉さん、入口から店内に入ると色鮮やかな飾りや人形たちが私たちを出迎えてくれました。圧巻!
しばらくすると担当の方が来てくださり、中学生のみんな一人ずつと名刺交換をしてくださいました。目を見て話すのは緊張したかな?「大宮経済新聞の○○です」と、バッチリ練習通りにできていたと思います!中には達成感からか、照れ笑いしている子もいました(笑)

中学生が社長と名刺交換する様子
のちほど、社長さんが来てくださり、社長さんとも名刺交換を!すごい経験!

 

名刺交換だけじゃありません。バッチリ取材してきました!

名刺交換をバッチリキメた中学生のみんな。しかしこれで終わりではありません。これから「変わり雛」の取材をするという重大ミッションが残っています。

 

担当の方が「変わり雛」一つ一つについて丁寧に説明してくださいました。その説明を一生懸命メモしている中学生のみんな。その眼差しは真剣そのもの。由紀さんと私で途中質問を挟みながら、担当の方からの説明が終了、いよいよ質問の時です。

実は、取材に行く前に「取材体験シート」というものを受け取っていたのでした。

取材の際、どのような質問をしたら良いかなどが書いてある、取材体験シートの写真
これが、「取材体験シート」だ!

 

この「取材体験シート」には、必ず聞くこと・質問したいことなどが記載されており、取材の手助けになるというスーパーシート!
中学生のみんなはこのシートの中から「いつから始まったイベントか」「どのくらいの期間をかけてつくるか」などを選び、質問していました(もちろん、自分で考えた質問をしている子もいました!)。担当者の方の話を聞いているときは真剣にメモを取っていましたが、いざ質問となると緊張してしまうようでした。それでも、しっかりと質問できていましたよ~!担当者の方の回答にも真剣に耳を傾け、中には頷きながら聞いている子もいました。

その後、カメラ担当の子は由紀さんから写真の撮る角度についてアドバイスをもらいながら、写真を撮ったり、
他の人形も見て良いと言っていただいたので、販売エリアを回ったりして、東玉さんをより知ることができたのでした。

 

雛人形を見る中学生の様子
取材を終え、ホッとした様子で東玉さんの雛人形を見ています~!

 

取材を終えて

取材に奮闘する中学生を見ていて、私にとっても良い刺激となりました。

 

よくよく考えると、実際に社会に出て働いている大人相手に取材をする機会が中学時代にあるというのは、とても貴重。弊社の事業は中学生にとって馴染みがないかもしれませんが、「未来(みら)くるワーク体験」で知るきっかけになり、「こういう仕事もあるんだ」と知ってもらうことによって、中学生のみんなの世界を少し広げることが出来たのではないかと思います。私の時も選択肢にこういう業種があれば楽しかっただろうな~!

 

また、去年まで小学生だった中学1年生と関わる機会は私にとっても貴重でした。小学生から中学生という状況の変化は、服装から始まり、部活なども始まり…と、かなり大きいものだと思います。今まさに、その凄まじい環境の変化に直面している中学生のみんなは、初々しくもあり、しかし小学生よりは確実に大人。そんな、絶賛大人への階段を上っている中学生のみんなと関わることで、私も初心に帰ることができたような気がします。新しいことに挑戦するのは大変だけれど、私も頑張ろう~!と背中を押されたのでした。

 

さて、東玉さんでの取材を主に担当した女の子チームが、翌日記事にしたものがこちらです。

大宮経済新聞の記事はこちら↓
岩槻・人形の東玉、今年の「変わりびな」発表 1位は「ありがとう安室ちゃん」

7Fブログ編集後記はこちら↓
今年のニュースを「変わりびな」で表現 さいたま・岩槻の老舗人形店「東玉」を取材しました!

 

大宮経済新聞の記事は、ニュース記事の特徴を捉えながらわかりやすくまとめることができました!
また、編集後記では自分の感想を交えつつ、「変わり雛」の紹介をすることができています。どちらも素敵な記事になりました~!
皆さんも是非読んでみてくださいね。
以上、勝沼でした~!