大宮・氷川参道のカフェ「UP COFFEE」2周年を取材しました!

こんにちは。
大宮駅東口でコワーキングスペース7F(ナナエフ)を運営する株式会社コミュニティコムによる地域メディア媒体「大宮経済新聞・浦和経済新聞」のライター・矢島です。

間もなく2周年を迎える大宮・氷川参道沿いのカフェ「UP COFFEE」を、大宮経済新聞で取材しました。
本編記事ではご紹介しきれなかったエピソードなどを、編集後記としてお届けします。

「元気をチャージする場所」から、「店の外でのきっかけ作り」へ

これまでの大宮経済新聞でもご紹介した通り、このお店は「ママと子ども」に特に優しい空間。

大宮・氷川神社参道にママカフェ 子連れ配慮の空間、ビーガンスイーツも
https://omiya.keizai.biz/headline/1446/

オープン当初から通い続ける常連客も多く、店主の溝口さんはオープン当初赤ちゃんだった子どもたちがこの2年の中で成長する姿をあたたかく見守ってきました。

ベビーカーで泣き出した子には小さな紙コップと珈琲豆でマラカスを作ったり、お母さんに話しかけたり。ついつい「すみません……」と肩身が狭くなりがちな子連れのお母さんたちが伸び伸び過ごし、「よし、もうひと頑張りしてみようかな」と優しさと元気を持ち帰れる場所を提供してきた溝口さんとスタッフのみなさん。

その甲斐あって、人々とのつながりがどんどん色濃くなっていることも実感しているといいます。

「6月に開催した『スパイスカレーキット』のPOP UP SHOPはお客さまから大好評でしたが、そのキットを手掛けるメランジェさんを紹介してくれたのは、私たちの店に通ってくれているお客さまでした。そしてキットを購入しておうちでカレーを作ってくれたお客さまが次々とその感想を店に持ち帰ってきてくれる。人にきっかけをもらい、お店の外に影響が広がり、最後はお店に笑顔で喜びを運んでくれるというサイクルが、私たちにとってこんなにうれしいものなんだとは思いませんでした」と溝口さん。

ちなみに、この夏、2周年イベントのキッズヨガで講師を務めてくれるのは、開店当初からずっと通ってくれている常連さんなのだとか!

「人との出会いをきっかけに、アイデアを軽やかにアクションにつなげられるのは、大企業にはないスピード感と面白みです。これからは、店の中で与えられるものだけではなく、店の外で起こることのきっかけ作りにも、どんどん取り組みたいと思っています」。

「買うこと」も「使うこと」も未来につながるタンブラー

そんな取り組みの一環としてこの夏から定番化される商品が、「オリジナルタンブラー」。この商品、おしゃれなだけではないのです!

こちらのタンブラーはMiiR(ミアー)というブランドの商品にオリジナルプリントを施したもの。収益の一部が恵まれない地域の教育や清潔な水のための支援に使われているので、買った瞬間からあなたもそのプロジェクトの一員になれるというわけです。

さらに、底面には「Give Code」と呼ばれる世界で一つのナンバーが入っており、購入後、そのナンバーをサイトに登録すると、MiiRの購入資金の用途を追跡することもできるのだとか。

既にお店では1カ月ほど前からイートインのストローは廃止し、ゴミの削減に取り組んでいますが、さらに秋ごろからは、マイカップ割引も始めるそうです。そこには、「ファッションとしてのサステナブル」ではなく、いつでも「子どもたちの未来のために」という思いがあることがひしひしと感じられ、応援せずにはいられません。

UP COFFEEは、コワーキングスペース7F(ナナエフ)から歩いて15分からほど。お仕事やお勉強の前後に足を延ばしてみてはいかがでしょう?

気持ちのいい参道の緑を感じながらウォーキング、そしてその片手にはよりよい世界と未来につながるタンブラーとおいしい飲み物。いつもの風景が、ちょっと違って見えるかもしれませんよ。

UP COFFEE
さいたま市大宮区吉敷町2-123
Instagram

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