大宮のキッチンカーで営業開始!いなりずし専門店「子きつね」を取材しました

こんにちは。
大宮駅東口でコワーキングスペース7F(ナナエフ)を運営する株式会社コミュニティコムによる地域メディア媒体「大宮経済新聞・浦和経済新聞」のライター・矢島です。

コワーキングスペース7F(ナナエフ)から徒歩7分の距離に、週に一度オープンする「いなりずし専門店」があるのをご存知ですか?
「キッチンカー×いなりずし専門店」という意外性に驚き、足を止める方も多いというこのお店。

先日大宮経済新聞で取材に伺いましたが、本編記事ではご紹介しきれなかったエピソードなどを「編集後記」としてご紹介します!

大宮経済新聞の記事はこちら
大宮のシェアキッチンカーにいなりずし専門店 さいたま市内の農産物も使う
https://omiya.keizai.biz/headline/1667/

「いな活」が発展してお店をオープン!

本編記事でもご紹介した通り、店主の佐藤さんは大のおいなりさん好き。子どものころから、おばあさまが運動会をはじめとした行事で作ってくれるいなりずしが大好物だったのだとか。そこから今に至るまで、近所はもちろん、旅先などでもいなりずしを見つけては食べてノートに記録するという、「いな活」を繰り広げるのが日課だといいます。

今回の子きつねは、佐藤さんが代表を務める株式会社キングカズにとって初の飲食業ということで、曜日や時間帯ごとに出店者が変わるシェアリング型キッチンカー「CLOCK KITCHEN(クロックキッチン) 大宮仲町店」で週に一度の営業から始めることに。


もちろんビジネスの一環ですが、キッチンカーでの営業日を迎えると、毎回ワクワク文化祭のような気持ちで楽しんでいるという佐藤さん。「マーケティングや成長の機会を得られつつ、小さく試験的に始められるので、最初の一歩にピッタリ。これから飲食店を始めたい人にも、ぜひチャレンジをお勧めしたい」とお話してくださいました。

気になるお味は……?

取材は13時に伺いましたが、「5種絹いなり」は既に売り切れ!その後も次々とお客さまが立ち寄り、14時までには他の商品も完売という人気ぶりでした。

普段も、13~14時の間に完売することが多いという「子きつね」。一番気になるのはそのお味ですよね。そこで撮影用に「ゆず絹いなり」をお取り置きいただいたわたくしがみなさまに成り代わり、試食させていただきます!

まず驚くのは、その形状!
通常は袋状の油揚げに酢飯を詰めるのがいなりずしの定番ですが……本編記事でも触れた通り、「子きつね」でつかうお揚げは繊細な「松山揚げ」。

この断面をご覧ください!油揚げの薄さがおわかりになりますよね。
ふわっふわの食感の代わりに、薄くてとても破けやすいため、写真のように酢飯を揚げでふんわりと巻く形状にたどりついたのだとか。

でもこんなに薄いと、お出汁で味付けしていても、お揚げの存在感が感じられないのでは…?と思いましたが、とんでもない!じゅわ~っと広がるお出汁の風味が広がって、二度目のビックリ!一般的ないなりずしは、後味にお砂糖の甘さがじんわり残るものですが、「子きつね」のゆず絹いなりは爽やかな後味で、これもまた新感覚です。

一番人気の「3種絹いなりセット」は、この「ゆず絹いなり」の他に、週替わりのいなりずし2種類が詰めあわされたセット。これまで「ザーサイとゴマ」「紫蘇と燻りがっこ」「だし炊き五目」「さいたま市産生姜と金ゴマ」など、ワクワク食べ飽きない組み合わせを展開しています。ラインナップはInstagramで紹介されるので、ぜひお見逃しなく!


コワーキングスペース7F(ナナエフ)でのお仕事や作業の合間に、気分転換にお散歩しつつ「子きつね」のいなりずしでランチ。金曜日のオススメコースですよ!

子きつねさん、この度はオープンおめでとうございます!
取材へのご協力、ありがとうございました。

いなりや 子きつね
さいたま市大宮区仲町1-123 
営業:金曜日 11:00~14:00頃(売り切れ次第終了)
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